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SuperWalk3周年Meetupイベント@梨泰院【レポート】

SuperWalk3周年Meetupイベントに行ってきました!

おはウォーク!
今回は7月26日に韓国ソウルの梨泰院で開催されたSuperWalkの3周年ミートアップイベントに参加してきたのでそのレポート記事になります!!SuperWalk本拠地での周年イベントなだけあって現地の熱量と当日の情報量は凄まじかったです!特にCEOからプレゼンされた今後のSuperWalkアプリの展望にについては初出し情報満載でしたので、ぜひ最後までお読みください!

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3周年ミートアップの概要

会場入り口には巨大なミートアップ看板が!

今回のミートアップはSuperWalkの本拠地韓国で開催され、総勢約200名以上のユーザーが参加しました。運営チームからもCEO含めてほとんどのメンバーが会場にいたようです!

ミートアップ自体はチケット制となっており、事前にアプリ内で先着販売されたチケットが参加券となりました。

またミートアップ会場は韓国ソウルの梨泰院という繁華街(日本でいう六本木に近い?)となっており、非常に活気あるエリアでした!Netflixで流行った梨泰院クラスの梨泰院ですw

ちなみに梨泰院の街並み個人的にはめちゃめちゃ良かったので記事の最後に番外編として載せておきます。


当日のスケジュールと会場図はこんな感じ👇

会場図を見ての通り、当日はミニゲームブースが立ち並び、それぞれのブースでミニゲームにチャレンジでき、その結果によってリワードがもらえるブースがたくさん並んでいました。中にはユニークシューズが超低確率でGETできるミニゲームブースもあり、会場は異様な熱気が漂っていましたw

会場ミニゲームのラインナップ

会場に設置されたミニゲームを簡単に紹介します!ライブ感を伝えきれず残念ですが、各ブースとも景品が豪華なだけあってかなりの熱気でした!

ジャンケンゲーム

最初ブースはジャンケンゲーム!SuperWalkチームのスタッフとじゃんけんで対決!出す手のボードを持って一発勝負!韓国のじゃんけんの掛け声が特徴的でしたが・・なんと言っているのかは分かりませんでしたw

カーリングゲーム

2つ目のブースはカーリングゲーム!おはじきアイテムをデコピンして枠の中に入れれば景品GET!枠が小さくなればなるほど景品が豪華でした。

ガチャポンゲーム

3つ目はガチャポンゲーム!シンプルに運試し!2台のガチャ台から選んでポン!当日は把握してなかったけどこれもユニークシューズが1発GETチャンスだったようです・・

ラッキールーレット

会場ではこれが一番盛り上がってました!w
ラッキーバイと同じUIで自分で景品を選んで運試し!1等はユニークシューズでもちろん超低確率でしたが、景品のランクを下げれば確率は上がり安牌に景品をねらうことができました。僕?もちろんユニーク狙って爆死しました。

CEOのTim氏によるプレゼン&ライブAMA

さてここが本題!今回はCEOによる今後のSuperWalkに関するプレゼンテーションがありました。ここからはそのスライドの内容を日本語で要約していきます!(ちょいちょい僕の主観コメントも入ります)

スライド1|Part.1 AS-IS(これまでのSuperWalk)

現在までの実績の総括パート。以降のスライドで、NFT・トークン・ユーザーの各生態系データが示され、足元の成果を可視化

スライド2|NFT流通状況(等級別・世代別)

等級別の総発行は383,070個。Normal 208,407個(54.40%)、Rare 160,760個(41.97%)で全体の約96%を占め、Epic 13,207個(3.45%)、Unique 640個(0.17%)、Legendary 56個(0.01%)は希少在庫となっている。世代別は合計382,374体で、3世代 23.95%、4世代 22.31%が厚く、両世代で約46%を構成。2世代 16.39%、5世代 13.87%が続き、0・1・6・7・8世代の合計は約24%にとどまる。希少等級の薄さと中位世代の厚さが二次流通とゲーム内経済の価格帯を規定している点が読み取れる。

レジェンダリーは思ったより流通量が少ない!!56足しか世界にないので、高いわけだ。そう思うとレアエピのミントは夢がありすぎるね・・(0.1%)

WALKトークンのエコシステム

総発行約5億WALKのうち、累計91.09%に当たる約4.6億WALKを回収済み。さらにギアコンテンツの導入後1年間で4,000万WALKを焼却した実績が示された。回収と焼却を組み合わせた強いシンク設計により、循環供給の圧縮と価格下支えを狙う設計である。

GRNDトークンエコシステム

ユーザー数や売上の拡大に連動して、GRNDの使用量が継続増加。2023年1Q→2025年3Q見込みまでのCAGRは+123.9%とされ、ユースケースの伸長が確認できる。右図は累計焼却量の推移で、2024年以降に傾きが大きくなり、焼却が加速していることを示す。需要拡大とバーンの両輪でトークン価値の安定化を図る構図。

ユーザーエコシステム

累計利用者数は46万人。累計運動距離は4,122万kmで地球1,029周相当、累計運動時間は5億1,410万分(約978年)に達した。右図では日本のプロモード有効ユーザー数が急伸しており、日本を中心にグローバル生態系が拡大していることが強調されている。

Part2 内部からの成長

レベルアップの利便性改善

複数のシューズを対象に、目標レベルまで一括でレベルアップできる新UIを導入。例示ではLv.14→Lv.20へ15時間での一括指定が可能になっている。操作回数と待機管理の負担を下げ、育成速度を上げることで、装備需要やコンテンツ到達速度を高める狙い。

スティムパック(ブースト)利便性の改善

歩行中に使う各種ブーストを、連続使用・任意順序で自動適用できるようにするアップデート。画面右のUIでは、ドラッグで使用順を入れ替えられ、効果量と持続時間が一目で確認できる。

例えばパフォーマンス+30(25分)、エナジーブースト+100%(1時間)、回復+30(30分)、クリティカル確率+5%(15分)、アイテム獲得確率+3%(15分)などを、好みの順序にドラッグしてセット可能。切れ目なく効果をつなげられる。

装備セット機能

よく使う装備の組み合わせをセット登録し、ワンタップで一括装着/一括解除できる。役割別やイベント別にビルドを切り替える運用が容易になり、日常利用の快適さとコンテンツ周回効率を改善する。

友だち機能の強化

連絡先やSNS連携を通じ、実在の友人・知人とつながりやすくする。フレンド一覧、プロフィール、7日間の獲得ポイント推移などの可視化により、軽い競争と相互モチベーションを生む設計。コミュニティ駆動の継続率向上を狙う。

SNS連携はいいね!Xとの連携は投稿によるTLハック等色々な施策が応用できるので期待!

チームウォークコンテンツの進化

友人と協力して進めるチーム戦型の新コンテンツ。進行ステップ、宝箱などの報酬、チーム順位や個人ランキングを備え、没入感とリテンションを高める。個人最適からチーム最適へ行動設計を広げ、デイリーの参加動機を増やす位置づけ。

友だちと一緒に楽しむ

友だちと一緒に遊ぶ体験を強化し、報酬獲得機会を増やす方針。アプリ内DM(メッセージ)、ギフト機能、チャレンジ機能、チームワーク参加など、ソーシャル機能を束ねて実装する。右側のUI例では、チャットで誘い合い、友だちへのギフト送付、友だち同伴参加でブーストが付く参加申請が確認できる。継続率(リテンション)とデイリー起動の動機づけを、ソーシャル誘発で底上げする狙い。

これもイイ!今まではNFTシューズ以外は他のユーザーに譲渡できなかったけど、こういうのが実装されるとGiveawayイベントなどの幅も広がりそう!

クルーコンテンツ

アプリ内に交流フィードを実装し、ユーザー同士が投稿やリアクションでつながる場を提供。加えてクルー制度を拡充し、クルースキル、クルー戦、掲示板などクルー起点のコンテンツを段階的に展開する計画。右図では距離やルートを貼った投稿画面、クルーメンバーの運動量・貢献度一覧が示され、コミュニティ内での可視化と競争が核になる。

個人チャレンジ

ユーザー自身が運動目標と期間を設定し、達成時に追加報酬を得られる仕組み。例では7日、30日、100日、365日などの期間テンプレートが想定され、日次のスロット抽選でアイテムやポーション、エナジー系ボックスが当たるUIが描かれている。報酬はアプリ内人気アイテム、シューズやSuperz NFT、GRND、さらには実物のシューズやスポーツ用品まで幅を持たせる計画で、Web2的な賞品も織り交ぜて参加動機を拡大する。

運動力システム

自分の運動力(スペック)を一目で把握できる新指標を導入。ランキング表示を備え、後続のクルー戦、フレンド対戦、シーズン報酬などの基盤として活用する構想。これにより、単なる歩数や距離だけでなく、総合的な実力を軸にした競争・協力体験へと拡張する。

より差別化された報酬体験「VIPシステム」

エコシステムへの貢献度に基づくVIPを導入。APを貯めてVIP確定に到達する進捗バーが示され、VIP専用ショップや月次の特別ギフト、VIP相談、バッジ、恒常的な優遇などが提供される。画面例には、修理費用・制作費用・レベルアップ費用・販売手数料の優遇項目が表示されており、ヘビーユーザーの経済活動コストを直接下げる設計。高頻度プレイヤーのLTVを高め、二次流通とオンチェーン消費を活性化させる狙いが明確。

多様なステータスと多様な報酬システム

これまで特定ステータス偏重の報酬構造だった点を認め、2周年で装備システムを導入して補完。今後はさらに多経路化し、過去のデータと知見を基に、3種類の異なる報酬体験を提供すると宣言。右側の年次ラベルとアイコン群は、年次進化や系統別の報酬トラックを示唆しており、ビルドの多様性を高めることでメタの固定化を防ぐ意図がある。

※メタとはゲームにおける環境や攻略トレンドのこと(ラックメタ、ギアメタなど)

より差別化された報酬体験 Superz探検隊

新カテゴリのSuperz NFTを提示。シューズと異なり、合成でしか等級を上げられない設計で、特定等級に達すると「探検隊」で活用できる。探検隊はエナジーを消費して出動し、歩けない日でもエコシステムに必須のアイテムを獲得可能にする。歩行依存度を下げ、非アクティブ日にも参加・消費を発生させるオフチェーン型シンクとして働く見込み。

なるほどねー!歩かないユーザーでもゲームでやりこみ要素を作る!歩かないヘビーユーザーの誘引はチャレンジングだ・・!

より健全な不正行為の抑制

不正検知の自動化AIソリューションの開発に成功し、エコシステム内の不正行為を厳格に取り締まっていると説明。地図上に不自然な移動や重複軌跡を示す例図を提示。自動検知により運営負荷を下げつつ、公平性と報酬の正当性を担保して、真面目な歩行者の体験価値を守る。

そのほかの検討事項(ユーザー提案の取り込み)

1)アイテム箱の3種改編
2)ユニーク/レジェンダリー等級シューズの特典改善
3)保有足数インセンティブの追加提案(150/200/250/300足)
4)最上位ユーザーが毎日長時間(例:10時間)歩く必要がある利用設計の改善
これらはコミュニティの要望として受け止め、内部検討と企画を進める姿勢を明記。トップ層の過度な周回負荷を抑えつつ、希少等級と大量保有者の報い方を再設計する方向がうかがえる。

TO-BE 外部からの成長

ここからは外部提携や上場、グロースのためのマーケティング・ビジネス開発面に。具体項目は次のスライド群で↓

「最も使いやすく、便利なWeb3 Super App」

SuperWalkを運動・ソーシャル・プレイ(ゲーム)・DeFi・ウォレットを束ねるスーパーアプリへ拡張する構想を提示。単一アプリで運動計測から資産管理、コミュニティ、エンタメ、オンチェーン活用までを完結させ、参入障壁を下げて利用継続を促す狙い。

Web2ユーザー生態系の拡大

単発キャンペーンで約1,000人の新規プロモードユーザーを獲得した実績を報告。登録者50万人規模の韓国の節約系YouTuberと協業し、SuperWalkを紹介するプロモーションを実施。今後も金融・運動系インフルエンサーとの協業でWeb2流入を加速させる方針。

日本でもポイ活とBCGの親和性はかなり示唆されているので、これはいいモデルケースになりそう!

Tossミニアプリへの展開

利用者2,900万人のTossアプリエコシステムで露出・宣伝する機会を確保。Toss内にミニアプリ/ミニゲームを実装し、SuperWalkに近い体験を提供して本体アプリへ送客する導線を構築中。巨大ユーザーベースを獲得するための外部ファネル戦略である。

※Tossアプリ:韓国のViva Republica社が運営するモバイル金融アプリ。送金、投資、銀行、保険、決済、認証など、100以上のサービスを1つのアプリで提供する「スーパーアプリ」として認識されている。

コマース拡張と還元構造

健康機能食品ブランド「BIFIGEN」との2週間コラボで最大56%割引を実施した事例を紹介。今後は運動用品・食品・旅行レジャー・保険など日常消費と相性の良い企業と提携し、収益を創出してエコシステムへ還元する循環を作る計画。

エコシステムの価値循環システム(KPI)

コミュニティを基盤に高付加価値を生み、ユーザーへ還元するモデルを数値で可視化。累積ユーザー数50万人、月間再利用率81%、ユーザー当たり売上18.9万ウォン。活発な再訪と一定の客単価が、還元原資の土台になっていることを示す。

※ざっくり円はウォンの10分の1

エコシステムの価値循環システム(事業領域)

中央のSuperWalkコミュニティから、Ads・Commerce・Insurance・Data Businessに展開し、創出価値をユーザーへ再配分して経済規模を拡大する設計。歩く・走るという日次行動が継続的にデータと需要を生み、周辺ビジネスの原動力になるという前提。

グローバルエコシステムの拡大(日本ドライブ)

最近は日本コミュニティの成長が特に顕著と強調。X上のアートランや連続日数の共有などUGCが活発化しており、現地企業やプロジェクトとの提携を通じてグロースを加速させるとする。日本市場をハブにグローバル波及を狙う構図。

プレゼン内でも日本ユーザーが急増している旨のメッセージはかなり強調されていました!僕ら日本ユーザーはsuperwalk全体にインパクトを与えているようです。

グローバル提携先の例

日本「Pacific Meta」、タイ「Bitcoin Addict Thailand」、中華圏「ABGA」を掲示。メディア/マーケティング/業界団体を組み合わせ、情報発信力とコミュニティ接点を広げる布陣を示している。各地域での認知・流入・イベント連携を見込む。

アジア圏の各Web3マーケ事業者と提携しているようで、これからオフラインの仕掛けは増えそうです。

GRND Initiative 第7回バーン

第7回GRND焼却量は合計11,737,491枚(約10億ウォン相当)。発生源はNFT取引手数料、アプリ内アイテム販売、Superz(キャンディ/スクイッドスロット)、シューズ追加オプションや装備スロット開放、入出金手数料、ベーシックモード初回購入金額、広告・コマース収益など。右図の累計焼却推移は一貫した増加を示し、外部収益も含めた多面的なシンク体制を強調している。

「クリプトの時代」に向けたポジション取り

米国トランプ政権のGenius Actや自国での制度整備の動き、ウォン建てステーブルコイン市場拡大とWeb3の大衆化を追い風と捉える、という主張。SuperWalkは国内で最も多くのアクティブユーザーを持つWeb3スーパーアプリになることを目標に掲げる。規制・市場環境の変化を好機とし、ユーザーベースと多角的収益を武器にスケールを狙う宣言。

Q&A

最後にCEOが直接答えるQ&Aがありました!
ただ、内容は全て韓国語で行われていたため、後日テキストで内容共有があった際に記事へ補完します。事前質問は以下の通りで、このほかにもライブ質問を複数受付ていました。

事前質問内容

質問1 会社の財務状況は?黒字で運営中か?
質問2 長期的観点での現実的なグローバル成長戦略は?
質問3 ソウル以外でのイベント計画はあるか。地方ユーザーは参加が難しい。
質問4 4周年・5周年でもミートアップに参加したい。持続可能性のための計画は。

まとめ

AS-IS(最初のスライド)で「着実に使われている実アプリ」であることを定量で証明し、TO-BEで継続率と消費を同時に高める設計、Part3で外部収益を多角化して還元する循環モデルを提示しました。

特に日本主導のユーザー成長、WALKの強い回収・焼却、GRNDの多源泉シンクが明確。内外両面からLTVとファンドフローを積み上げる構図が一貫しているというメッセージを感じられました。

SuperWalkは、実ユーザーの継続行動に根差したプロダクト運営と、強固なトークンシンク、Web2/現実経済と接続するビジネス拡張を同時進行で進めています。

今後は、友だち・チーム・クルーを核としたコミュニティ駆動のリテンションと、VIP/多経路報酬による高LTV層の育成、外部収益の安定化を三位一体で磨き込めるかが勝負所。日本発の盛り上がりを広域へ波及させつつ、KPIの透明性と可変設計で需給を制御できれば、「最も使いやすいWeb3スーパーアプリ」というポジションを実質的に確立できると思うので、ぜひM2Eの中でも唯一無二のポジションを目指して欲しいと思います!

番外おまけ:梨泰院、よい。

梨泰院はソウル駅から東南に位置している超繁華街だが、山が近くて不思議な地形をしている

今回の会場だった梨泰院はソウル駅のすぐ近くにある繁華街でしたが、個人的にめちゃめちゃドストライクでした!六本木や渋谷に東南アジアのカオス感を混ぜたような街の空気で、大都市のエリアなのにすぐ近くには山並みもあり、町全体が急こう配だらけという超風光明媚なロケーションで、街歩きがめちゃめちゃ楽しかったです。

なんというか、町中に階段や坂があってまるで瀬戸内海みたいな感覚でした。海は一切ないけど。

そんな街だけど夜はとにかくクラブ街!!韓国のクラブの9割が梨泰院にあるんじゃないかってくらい明け方まで街全体に重低音とパーティー音が鳴り響き、海外のナイトライフが好きな人にはたまらないスポットだと思います。まあその分治安はやや悪そうではありましたがw



あと洒落たカフェが沢山あって、いろんなカフェが昼はカフェ、夜はクラブバーみたいな感じでDJブースがあって、とにかく活気を感じる街でした。明洞とかはもはや渋谷のセンター街みたいな感じで既視感がありますが、梨泰院は特殊な地形に都会的な繁華街が埋め込まれてるという空気感で感覚がバグってとても新鮮です。行ったことない人は韓国旅行の際にぜひおすすめ!

ここも昼はカフェ、夜はクラブみたいなカフェ「IKOVOX」



というわけで、SuperWalk3周年ミートアップのレポート記事でした!
次回はぜひ日本での同時開催も期待したいです!!!!!










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