$GRNDの無期限先物が上場!取引&活用方法の解説

先物活用でSuperWalkの収益最大化を狙う

先日SuperWalkのガバナンストークンである$GRNDの先物上場アナウンスがありましたので、取引方法やブロックチェーンゲームにおける先物取引の活用方法について解説したいと思います!

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目次

GRNDの先物取引が解禁

先日公式DiscordでのアナウンスでGRNDの先物上場のアナウンスがありました。これまで世界のどの取引所でもGRNDは先物取引ができなかったので、一応世界初となります。


上場したのはLBANKという取引所で2015年に設立され、NFA・MSB(カナダMSBを含む)ライセンスを保有する取引所です。50種類以上の法定通貨と20種類以上の決済手段に対応し、スポット取引や先物取引、ステーキング、NFT、LBK Labs投資など多角的な暗号通貨サービスを世界各地のオフィスから提供するグローバルな取引プラットフォームとなっています。


コインマーケットキャップでの取引所ランキングで見ても世界TOP20にランクインしており、24時間の取引高も20億ドル以上あるため、基本的には問題なく使用できる取引所かなと思います。


LBANKのUIはざっと見てみましたが、使い勝手は他の取引所と特に遜色なく、日本語対応もバッチリなので、海外取引所をどこか一つでも使ったことがある方であれば問題なく使用できるUIだと思います。


今回の記事ではLBANKへの登録方法〜GRNDの先物取引をどう活用するべきかといった考察を書いていきたいと思います。

仮想通貨の無期限先物取引(Perp)とは?

仮想通貨の無期限先物取引(Perpetual Futures)は、現物取引のように実際の現物トークンを買って保有するのではなく、将来的な価格が「上がる」or「下がる」を予測して買いor売りどちらかのポジションを建てて取引することで利益を狙う取引方法です。


一般的に買いポジションを持つことをロング、売りポジションを持つことをショートと呼びます。


無期限先物は満期日のない先物取引のため、保有したポジションを長く維持できますが、代わりに資金調達率(FR)という手数料が発生し、レートがプラス(ロンガーが多い状況でロングしている)なら金利を支払い、マイナス(ショーターが多い状況でロングしている)なら利息を受け取ることができます。



この資金調達率についても簡単に解説します。
例えば、GRNDが市場全体で上昇するだろうと過剰に思われて市場参加者がロングポジションに偏りすぎると現物価格と先物価格に乖離が生まれます。この乖離を埋めるために過剰に偏っているポジションを持っている市場参加者がもう一方のポジション保有者に金利を支払う価格均衡のための仕組みです。


つまり、資金調達率という名前からミスリードされがちですが、トレーダーがお金を借りてレバレッジポジションを持つことによる金利というような概念ではなく、先物価格を現物価格に近づけるための調整メカニズムです。


先物価格が現物より高止まりしているときにロング側のコストを増やし、買い圧力を抑えて価格を安定させるしくみとして機能しています。一般的に資金調達率は数時間おきに更新されます。


GRNDのようにまだユーティリティが少なく、SuperWalk内のファンダで価格が大きく上下するトークンは特に需給が偏りやすいので、GRNDの先物取引をする場合は資金調達率にも注意しましょう。いつか上がる(下がる)だろ〜と思って低レバレッジでポジションを1ヶ月くらい持っていたりするとFRで金利を大量に取られて価格変動による損失がなくてもお金が減っているなんてことも全然あり得ます。

LBANKでのGRND先物取引状況

実際にLBANKでGRNDの取引板をみてみましょう。
前提としてSuperWalk関係の市場参加者が中心となっているので流動性も出来高も小さいです。この出来高の小ささが現状ではリスキーなので、迂闊にポジションを持たないようにしましょう。トレードに慣れてないと損します。

SuperWalkerがGRND先物をトレードする時の注意点をまとめます

①大きな枚数のポジションを持たない

②レバレッジはかけても2倍くらいにする(①に付随)


例えば1日の出来高が1万ドル程度と極めて低い場合、たとえ数百ドルから千ドル程度の成行注文でもオーダーブックが薄ければ価格への影響やスリッページが発生しやすく、一般的に5〜10%にあたる500〜1,000ドル以上の規模の成行注文を一度に出すと、買っただけなのに資金が減った!みたいなことが起きますので注意。

BCGで先物取引をうまく活用する方法

ではSuperWalkのプレーヤーはどのようにこのGRNDの先物取引を活用すべきなのか?という点について解説します。


NFT売却益やイベント報酬として受け取ったGRNDを有効に活用しつつ、先物取引を組み合わせて「収益最大化」と「リスク管理」を同時に目指すには、主に以下の3つの先物活用方法が考えられます。

1. ヘッジ(保有GRNDの価格変動リスクを抑える)

ゲーム内イベントなどで獲得したGRNDを売却せずに保有・ステーキングしたいが、価格下落リスクが気になる場合に有効です。保有しているGRND相当額を先物でショートポジション(空売り)し、価格変動をヘッジします。

メリット
下落リスクの回避:
GRND現物(報酬)を長期保有・ステーキングしつつ、先物ショートで下落時の損失を軽減。

利回り確保:
ステーキング等で得られるゲーム内メリットやAPYは維持しながら、価格リスクのみ先物でコントロールできる。

注意点
先物手数料・資金調達率:
ショートポジションを維持するためにかかる手数料や資金調達率が、長期ポジションだとコスト増になる場合もある。

逆に価格上昇益を逃す:
仮にGRNDが大幅に上昇した場合、ショートポジションの損失が現物の含み益と相殺されるため、大きな上昇分は得られない。

2. レバレッジロング(値上がり期待時の追加収益狙い)

今後のアップデートや大型イベントでGRNDの価格上昇が期待できる場合、先物取引でロングポジションを保有し、より大きなリターンを狙います。

メリット
追加収益の可能性:
手元の資金よりも大きなポジションをとることで、価格が上昇した場合の利益を増やせる。

ゲーム内収益との相乗効果:
報酬やステーキングで獲得したGRNDに加え、ロングでの差益が見込める場合はさらに総収益が拡大。

注意点
強制ロスカットリスク:
レバレッジをかける分、価格が下落した場合のロスカットリスクが高まる。

VCの売り圧など外部要因:
ベスティング解除などで急な売りが入りやすいトークンは、一時的に大きく下落する可能性があり、注意が必要。

3. アービトラージ(価格差を利用した低リスク収益狙い)

例えば今後GRNDが複数取引所に上場し先物と現物価格の価格差を利用して売買することで利益を狙ったり、イベントで排出される報酬による売り圧を予測して先物取引をする手法です。BCGトークンは一般的なアルトコインよりも圧倒的に市場参加者が少ないので、プレーヤーである僕らはこの乖離や歪みが発生した際に気づければそれだけで大きなエッジになります。


そしてプレーヤーである僕らはプレイしてることでファンダに最速で気づけるという強みがあります。たとえば、SuperWalkのイベント報酬でGRNDが大量に払い出され、売り圧が生まれると予想できる場合、先物ショートと報酬配布後の安値で決済することで価格差の利益を得るアービトラージが可能。


最もシンプルな形としては、「まだ高めの先物でショート → イベント後の安値で決済」 という流れ

メリット
市場のゆがみから利益:
流動性が低いトークンやマイナー取引所では一時的に価格が乖離しやすく、収益機会が生まれやすい。

値動きリスクが相殺される:
現物と先物を同時に反対売買するため、相場が上下しても影響を受けにくい場合が多い。

注意点
取引量と流動性:
出来高が低い場合、十分な量を約定できず収益機会が限られたり、スリッページが発生しやすい。

各取引所の手数料・送金時間:
手数料や送金時間がかかりすぎると、価格差がある程度大きくないと利益が出にくい。


まとめ
ヘッジを活用:
現物を長期的にステーキングやゲーム内利用したい場合、先物ショートで下落リスクを抑えながらゲーム報酬を守る手段となる。

ロングで収益拡大:
大きなイベントやアップデート前など、強い上昇が期待されるタイミングでは先物ロングで追加利益を狙う。

アービトラージ:
取引所間や先物・現物間の価格差を利用して、相場変動リスクをほぼゼロに近い形で利益を積み上げる手法もある。


GRNDのように、ベスティング解除時の売り圧や流動性が限定的な銘柄は、先物を上手に活用して価格変動リスクをコントロールすることが重要です。特にステーキングやNFT取引など、ゲーム内で一定量のトークンを保有したい場合には、ヘッジの考え方を取り入れることで収益の安定化が期待できます。

ガバナンストークンのショートは悪なのか?

最後に、よく議論されるこの内容。
プロジェクトを信じるならガバナンストークンロングが一択だろ!ショート打つなんて裏切りだ!みたいな論戦をBCG界隈では見かけます。


僕の持論としては「悪ではない」と思います。


ブロックチェーンゲームのガバナンストークンを「ショートする」ことが悪かどうかは、単純に善悪では語れません。プロジェクトを応援する立場であっても、価格リスクを管理する手段としてショートを利用することは十分に合理性があります。以下のポイントから、その理由を整理します。

1. ショートは「プロジェクトへの不信」だけが動機ではない

ヘッジ(リスク管理)目的
たとえばゲーム内で報酬を大量に受け取った場合、それをすべて現物で持ち続けると価格下落リスクを丸ごと背負うことになります。そこで一部を先物ショートでヘッジすることで、下落リスクを抑えながらゲーム内メリット(ステーキング、NFT取引など)を活用できる場合があります。


短期的なイベント価格変動への対処
「長期的には信じているが、イベント直後に一時的な価格下落が見込まれる」という場面でショートが有効になることがあります。価格が落ち着いたタイミングでポジションをクローズすれば、下落リスクを最小化できます。

2. 市場健全化や価格発見にも役立つ

マーケットメカニズムの一部
ショートができる市場はロングだけの市場よりも価格形成が総合的・効率的になる傾向があります。仮に過大評価されている銘柄があれば、ショートによって適正水準に近づきやすくなります。

過熱相場の緩和
何でもかんでも買いが殺到する相場は、バブルを引き起こし崩壊時の混乱が大きくなる可能性があります。ショート勢がいることで過剰な価格上昇が抑えられ、長期的には市場の安定に寄与することもあります。

3. PJ応援とショートは矛盾しない

「プロジェクトの価値」と「短期的な価格」は別物
長期的にプロジェクトを信じていても、短期的なイベントや大口投資家の動向などで価格が下がる可能性は十分にあります。ゲームやコミュニティへの貢献や期待は続けながら、投資としての価格変動リスクをショートでコントロールすることは合理的です。


運営側も認知しているケースが多い
多くのプロジェクトや取引所が先物・ショートを容認しているのは、市場参加者がリスク管理しやすい環境を整えることの意義を理解しているからです。健全な経済圏を築くためにも、ロングとショートの両方が存在してよいわけです。

4. 「ショート=裏切り」という見方の背景

短期的な価格下落が心理的に大きなインパクトを与える
コミュニティ内には、価格が上がらないと損をしてしまう、あるいはモチベーションが維持できない層もいるため、「売る(ショートする)=敵」という単純な捉え方をされることもあります。


情報不足・誤解
ショートが投機目的だけでなくヘッジ手段としても使われうることを知らないと、「ショート=プロジェクトに対する否定」と思いがちです。

まとめると・・・

ショートは必ずしもプロジェクトを否定する行為ではない
• ヘッジや価格発見機能の観点で見れば、市場参加者の多様性がBCGプロジェクトの安定や成熟に寄与する可能性があります。
• 長期的に信じていればロングが基本方針になるかもしれませんが、それでも短期リスク管理のために一部ショートを活用する選択肢を持つことは「裏切り」ではなく、市場参加者として合理的な行為といえます。


要するに、プロジェクトへの信頼とトレード戦略は同時に成立し得るものです。

LBANKへの登録方法

LBANKへの登録は以下のリンクから登録できます👇
https://www.lbank.com/ja/login/?icode=4GQ95
※リファリンクなので抵抗ある方はLBANK公式サイトよりどうぞ


LBANKはGoogleアカウントから登録可能なのでめちゃ便利です!Googleアカウントでの登録に抵抗がなければ面倒な情報の入力は不要で3秒ほどでアカウントが作成できます。


スマホ版アプリのダウンロードはこちらから
https://www.lbank.com/ja/download


アカウントが作成できたら上部メニュー(PCの場合)からウォレットアイコンを選択して他の取引所からUSDTやアプリで保有しているGRNDをそのままLBANKへ送金しましょう。LBANKではGRNDの現物取引ももちろん可能です。


そして、証拠金となるUSDTを確保したらウォレット画面にて「現物↔︎先物」の資産振替を行えば準備完了です。



というわけで、GRNDの先物取引でプレイの幅が広がったと言えるSuperWalk、イベントでの立ち回りも奥行きが生まれて面白くなりそうです!!

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