おはウォーク!
オンチェーン分析ツールのDuneにKaiaチェーンが対応したとのことで、分析をしてみました!!!
オンチェーン情報を把握しておくことはSuperWalkに限らず全BCGにとって重要なので、ぜひこの記事でオンチェーンに対する理解を深めつつ、SuperWalkのオンチェーン情報を把握しましょう。
今後もオンチェーンの情報を更新したらこの記事に追加していきますので、保存版としてお使いください。
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オンチェーン分析とは?オフチェーン概念との区別
まずオンチェーン分析が何かを知っておくことでオンチェーン情報を読み解く際に齟齬がないようにしましょう。特にBCGではオンチェーン(ブロックチェーン上にある情報)の外でゲームが動いている部分も多いので、運営が数字として出している実績がオンチェーン情報と一見乖離しているというのはよくあります。
SuperWalkに置き換えると、オンチェーンで見れるデータ(ユーザーが誰でも見れる透明性が担保されている部分)とオフチェーン内で動いている運営しか見れない部分のざっくりした区分けです。
ざっくりいうと、ゲーム内のプレーヤーの詳細な動きは見れないですが、トークンやNFT周りでプレーヤー個人個人のウォレットに紐づく動きであれば見れるということです。
つまり、SuperWalkのアクティブ数をオンチェーン分析で測ろうとするとウォレット↔︎スペンディング間の動きがないユーザーはアクティブに該当しないので、例えばひたすら歩いてWALKをマイニングしてウォレットに送らないプレーヤーなどはカウントされず、オンチェーン上ではアクティブ数が非常に少なく見えます。が、これはデータが間違っているわけではなく、オフチェーン上の情報なので拾えてないだけということになります。
オンチェーン分析とは?
ブロックチェーン上で記録されるトランザクションデータやアクティビティを分析する手法であり、ネットワーク全体の透明性を活用して、ユーザーの行動や資産の流れ、スマートコントラクトの利用状況などを詳しく把握することを可能にします。ブロックチェーン技術の特性上、すべての取引がパブリックに記録されており、このデータを基にした分析はプロジェクトの健全性や利用者の行動パターンを評価するために重要な役割を果たします。一方でオフチェーンデータとはブロックチェーン上には記録されない外部のデータを指し、たとえばユーザーの個人情報や、ゲーム内でのプレイ状況の記録、ウェブサイトのアクセスログなどが該当します。オンチェーン分析は客観的で改ざん不可能なデータに基づく一方で、オフチェーンデータはより主観的で信頼性に依存する場合があるため、両者は性質や用途が大きく異なります。このように、オンチェーン分析とオフチェーンデータの活用を適切に区別し、両方を組み合わせることで、ブロックチェーンゲームにおけるより深いインサイトが得られ、プレイヤーの行動やプロジェクトの成長を多角的に理解することができます。
このオンチェーンとオフチェーンの概念を知っておくだけで、運営が発表するデータとオンチェーン情報の乖離に惑わされなくなります。
後述するDuneの実際のデータとアプリ内から見れるざっくりとしたユーザー数を踏まえると、アクティブウォレット数×10くらいの人数が実際のアクティブユーザー数なのではないかなと思います!
Duneアナリティクスとは?
今回SuperWalkのオンチェーン分析に使ったのはDuneアナリティクスというツールです。
Duneはブロックチェーン上のデータをSQLクエリを用いて抽出・分析し、視覚的に表示することができる無料のデータ分析プラットフォームです。
ユーザーはEthereumやPolygonなど複数のブロックチェーンからデータを取得し、独自のダッシュボードを作成してコミュニティと共有することが可能です。Duneはオンチェーンデータを扱う際に、ユーザーがSQLクエリを使用してデータを抽出し、視覚化することで、ブロックチェーン上の活動をリアルタイムで分析できます。
これによりDeFiプロトコルの利用状況やNFTマーケットプレイスの取引量など、さまざまな指標を直感的に把握することができます。また、Duneのコミュニティは活発で他のユーザーが作成したクエリやダッシュボードを参考にすることで、より深い洞察を得ることができます。
Duneは無料で利用できるため、個人から企業まで幅広いユーザーがオンチェーンデータの分析を行うことができます!
SuperWalkのオンチェーン情報
では本題!今回分析したのはSuperWalkのアクティブウォレット数(トランザクションを行っているウォレットの数)、新規ウォレット(新規ユーザー)数をグラフ化してまとめました。出そうとすると色々なデータがありすぎて膨大なのですが、個人的に一番大事なデータ2つなので、とりあえず絞りに絞ってこれにしました。
データは全て2024年1月1日以降のデータにして直近の傾向に特化させています。
https://dune.com/fooomin/superwalkjp
ただ、このほかに今GRNDとWALKのバーン(焼却)データは加えたいと思っていて、作成中です。SuperWalkのオンチェーンデータの分析で難しいのは結局のところ、大口の動きやイベントの盛り上がり具合がほとんどオフチェーン内で完結しており、あまりオンチェーン上では見えないところです。
ですが、そのあたりの動向をバーンデータの追加で掴めるようになるはずなので、しばしお待ちください・・
オンチェーン分析はなぜ大事?
ブロックチェーンゲームにおいてオンチェーン分析が重要である理由は、透明性と信頼性に基づいたデータ活用がゲーム運営に直結するのと、オンチェーンでしか得られない大口プレーヤーの行動やトレンドをいち早く掴んでより稼ぎを効率化させるためです。
オンチェーン分析を活用することでブロックチェーン上に記録されたトランザクションデータやスマートコントラクトの利用状況を可視化し、ゲーム内の経済活動やプレイヤーの行動パターンを正確に把握することができます。
例えば、ゲーム内トークンの流通量や取引状況をリアルタイムで分析することで、不正行為の検知や経済バランスの調整が可能になります。また、プレイヤーの資産移動やNFT取引の履歴を追跡することで、ゲーム外での資産の流出や市場の過熱状態を把握し、適切な立ち回り戦略を立てることができます。
SuperWalkではイベントの際にオンチェーンデータが大きく動く傾向にあるので、定期的にチェックして利確や追加投資の目安にするといった活用方法が良いかと思います。
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