国産ミームプラットフォームYukichi.Funとは?

日本でミームコインを発行!? 使い方や仕様を解説

日本のWeb3ゲームパブリッシャーであるOasysからミームコインが発行できる面白いプラットフォームである「Yukichi.fun」がローンチされました!この記事ではYukichi.funの仕組みや使用方法について、これまでの情報を基に詳しく解説します。プラットフォームの概要からトークン作成の手順、価格の決定、取引の仕組みまで、わかりやすく説明します。


目次

Yukichi.funの概要

Yukichi.funは、Oasysブロックチェーンを基盤とするトークン作成プラットフォームで、2025年3月6日にローンチされました。Oasysはゲームに特化したブロックチェーンであり、低取引手数料と高速なトランザクション処理が特徴です。Yukichi.funの主な目的は、ミームトークンの作成を簡単にすることであり、誰でも手軽にトークンを作れる環境を提供しています。

Yukichi.fun公式サイト:yukichi.fun
公式X:https://x.com/yukichidotfun

発行に必要なペアトークン早見表

Yukichi.funでは発行に必要なトークンが複数から選べます。価格のコインマーケットキャップから価格を自動表示させた早見表を作成したので発行したい人は参考にどうぞ!

仮想通貨ウィジェット表示

ちなみに後述する発行プロセスに記載していますが、発行にかかる手数料は各トークンによって枚数が固定されているので、当然安く発行したい人はこの価格が重要になります。現時点ではMSM発行するのが一番コスパが良さそうです。

WOAS=1,000WOAS

MCHC=1,000 MCHC

MSM=2,000 MSM


トークン作成のプロセス

Yukichi.funでトークンを作成する手順は以下の通りです。

  1. ウェブサイトにアクセス
    公式サイトyukichi.funにアクセス

  2. ウォレットの接続
    Oasys対応のウォレット(例:メタマスクやOasys Passport)をサイトに接続

  3. トークン情報の入力
    作成するトークンの名前シンボル(ティッカー)、および画像を設定します。これがトークンのアイデンティティとなります。

  4. トークンペアの選択
    トークンの流動性ペアとして使用する基軸トークンを以下から選び、手数料として支払います。
    • WOAS=1,000WOAS
    • MCHC=1,000 MCHC
    • MSM=2,000 MSM

  5. トークンの作成
    手数料の支払いが完了すると、総供給量1,000,000枚のトークンが生成されます。

Yukichi.funの価格の仕組み

Yukichi.funで発行されたトークンの価格は「ボンディングカーブ」という仕様になっています。ボンディングカーブというのは、仮想通貨の値段を決めるための「自動販売機」のような仕組みです。簡単に言うと、買いたい人が増えると値段が上がり、売る人が増えると値段が下がる、というルールがあらかじめ決められた数式で動いています。

おばあちゃんでもわかるボンディングカーブ

1. おばあちゃんの野菜市場
想像してみてください。おばあちゃんが野菜市場でトマトを売っています。最初はトマトが少ないので、買う人は安い値段で買えます。しかしだんだん多くの人がそのトマトを買おうとすると「もう少し高くしよう」と自動的に値段が上がります。これがボンディングカーブの仕組みです。

2. 自動調整するお店の値札:
お店の値札が商品の在庫(=トークンの供給量)に応じて自動で値段を変えるようになっているイメージです。たとえば、トークンがまだ少ないときは「安く買えるけれど、どんどん買われると、値段もだんだん上がっていく」という仕組みになっています。

なぜこんな仕組みを使うの?

  • 公平さ: 早く買えば安く、後から買うと高くなるので、参加するタイミングがそのままコストに反映されます。
  • 自動化: すべて数式に従って自動で値段が決まるため、誰かがわざと操作するのが難しくなります。

    ボンディングカーブは仮想通貨の値段を需要と供給のバランスで自動的に決める仕組みです。市場で物が少ないときは安く、多くなると高くなるように、自動で値段が調整されるため、参加する人たち全員にとって透明で公正な方法となっています。

Yukichi.funの取引の仕組み

ユーザーは流動性プールを利用してトークンを購入または売却できます。

  • トークンの購入
    ユーザーがペアリングトークン(WOAS,MCHC,MSM)をプールに預けると、代わりに発行されたミームトークンを引き出せます。この時、プール内のミームトークンが減るため、価格が上昇します。
  • トークンの売却
    ユーザーがミームトークンをプールに預けると、代わりにペアリングトークン(WOAS,MCHC,MSM)を引き出せます。この時、プール内のミームトークンが増えるため、価格が下落します。

なぜ日本でミームコインを発行できる?

Yukichi.funではユーザーが独自のミームコインを作成できるわけですが、このプラットフォームが日本の規制上でも合法的にミームコインを発行できる理由について、以下に詳しく解説します。

1. トークンの用途が支払い手段として制限されている

Yukichi.funで発行されるトークンは明確なガイドラインにより「商品やサービスの交換手段としての使用(支払い)」が禁止されています。日本の資金決済法において、暗号資産は「不特定多数に対する支払い手段として使用でき、電子的に移転可能なもの」と定義されています。しかし、Yukichi.funのトークンは支払い手段としての機能を意図的に排除しているため、この定義に該当せず、暗号資産としての規制対象から外れています。

2. 投資商品としての特性を持たない設計

Yukichi.funのトークンは「投資収益、配当、収益分配、またはガバナンス権を提供してはいけない」というルールが設けられています。日本の金融商品取引法では、投資家に利益を約束したり、経済的リターンを提供したりするトークンは証券とみなされる可能性があります。しかしYukichi.funのトークンはこれらの特性を持たないよう設計されており、証券としての規制を回避しています。これにより、金融商品としての厳格な登録や開示義務が課されないのです。

3. NFTに類似した扱いとみなされる

Yukichi.funで発行されるトークンは法的にはNFT(非代替性トークン)のような扱いになります。NFTは日本において通常、収集品やデジタルアートとしての位置づけが強く、暗号資産や証券とは異なる規制枠組みが適用される傾向にあります。Yukichi.funのトークンは、総供給量が1,000,000トークンで同一性を持つ(代替性がある)ものの、プラットフォームの設計や意図によって「デジタルコレクタブル」として扱われ、既存の金融規制の適用外とされていると考えられます。この曖昧な位置づけが、規制の隙間を活用する形となっています。

4. プラットフォームのガイドラインによる法的リスクの最小化

Yukichi.funは、トークン発行に際して厳格なガイドラインを設けており、例えば著作権侵害や名誉毀損を伴うトークンの作成を禁止しています。これにより、消費者保護や知的財産権に関する問題を未然に防ぎ、規制当局からの介入リスクを軽減しています。また、トークン作成時に支払われる手数料は、Oasysブロックチェーン上で既に流通しているWOAS、MCHC、MSMなどのトークンを使用しており、これらが既存の規制に準拠していることも、プラットフォーム全体の合法性を支える要素となっています。

Yukichi.funが日本の規制上でも合法的にミームコインを発行できる理由は、以下の4点!

  • 支払い手段としての使用が禁止され、暗号資産の定義から外れている。
  • 投資商品としての特性が排除され、証券規制の対象とならない。
  • NFTに類似した扱いにより、厳格な金融規制を回避している。
  • ガイドラインの遵守により、法的リスクを最小限に抑えている。

このように、Yukichi.funはトークンの設計と運用ルールを日本の法律に適合させることで、ミームコイン発行を合法的に実現しています。Oasysブロックチェーンの特性と、日本の規制環境を巧みに活用した事例と言えるでしょう。

利用上の注意点

Yukichi.funを使用する際には、以下の点に留意してください

  • トークンの用途制限
    作成したトークンは支払いや投資には使用できません。あくまで遊びやミームとしての利用が想定されています。
  • 流動性の管理
    初期流動性はユーザーが流動性を自ら提供する必要があります。
  • 価格の変動性
    取引量やプールのサイズによっては価格が大きく変動する可能性があります。特に流動性が少ない場合、値動きが激しくなることがあります。

実際に起きたトラブル

Yukichi.funでは実際にインフルエンサーを巻き込んだトラブルが発生しています。発行する人は安易に有名人や著作権の侵害にあたるようなコンテンツをミームコインとして発行しないように・・。実際インフルエンサーに成りすました第三者がそのインフルエンサーの名前を模したコインをYukichi.funで発行し、それによる損害トラブルも発生していいます。

1. なりすましによる偽コインの発行

Yukichi.funでは、誰でも簡単にトークン(ミームコイン)を作成できる仕組みが特徴ですが、これが裏目に出て、インフルエンサーの名前やイメージを無断で使用した偽コインが発行される事例が報告されています。Xの投稿では、例えば、あるユーザーが「勝手にインフルエンサーのコインが作られまくってる」と指摘しており、インフルエンサー本人とは無関係な第三者がその知名度を利用してトークンを発行しているケースが散見されます。このような偽コインは、フォロワーが本物のインフルエンサーが関与していると誤解し、購入してしまうリスクをはらんでいます。

2. 損害事例の具体的内容

X上で話題になったケースでは、偽コインを購入したユーザーが損失を被るトラブルが報告されています。たとえば、インフルエンサーの名を冠したトークンが発行され、価格が一時的に吊り上げられた後、発行者が大量売却(いわゆる「ラグプル」)を行い、価値が暴落するパターンが挙げられます。

3. なりすましが可能な理由

Yukichi.funはトークン発行のハードルを下げており、審査が緩いため、なりすましを防ぐ仕組みがまだありません。ガイドラインでは著作権侵害や不適切なトークン名を禁止していますが、実際の運用では監視が追いつかず、悪意ある第三者がインフルエンサーの名前を悪用する余地が生じています。

しかし、公式アカウントからもこれについて言及があり、早々に対策が取られるそうなので続報を待て。という感じですね。発行したいけどトラブルが気になるという人はアップデート後でもいいかもしれません。投稿翻訳👇

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諭吉アップデート – 近日公開
OASYSコミュニティの皆様、Yukichiで偽造/詐欺コインを防止するための新機能を近日中にリリースします。今後の機能は次のとおりです: クリエイタープロフィールとX検証。私たちはクリエイターを全面的に尊重していますが、Yukichiのガイドラインに従う必要があります。ガイドラインに違反するコインは上場廃止する場合があります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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https://twitter.com/yukichidotfun/status/1900416889547088182

まとめ

Yukichi.funはOasysエコシステム内でトークン作成を身近にするプラットフォームであり、特にゲームやミームトークンの作成に適しています。簡単な手順でトークンを作成し、流動性プールを通じて取引を可能にしますが、法律的な制約から実用的な支払いや投資には使えません。


ただ、日本で唯一独自のミームコインを発行できるプラットフォームとして、今後思いもよらない使われ方だったり、盛り上がるコミュニティも出てくる気がします。特にOasysならではのゲームとの連携は要注目。アイデア勝負で色々できそうな気もします。


僕も・・・発行・・・しようかな・・・・。

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