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Kaia_JP第2回「ゆるDeFi入門」AMAリキャップ(2025年9月1日)

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テーマ:ステーキングってなんだっけ?

昨日開催したKaia JPの第2回「ゆるDeFi入門 」の内容をまとめました!配信のアーカイブは以下のリンクからも聴くことができます!聴き逃した方はぜひどうぞ👇

https://twitter.com/i/spaces/1eaKbjEQnReKX

また、この配信は定期的に開催し主にKaiaJPの公式teleglamでGiveawayの応募・抽選を行なっています!この機会にぜひKaiaJPのテレグラムにどうぞ!
https://t.me/KaiaChain_JP/

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短く要点

  • ゲストはboardingbridge(bb)のfounderであるtakaさん。
  • テーマは「ステーキングをわかりやすく」。中央集権取引所(CEX)でのステーキングとオンチェーン(PoS)の違い、LP(流動性提供)との違い、リスク比較を整理。
  • 2025年後半の注目点として、日本円ステーブルコイン(JPYC)普及と周辺エコシステムの動きに期待。
  • Q&Aでは「ボラティリティが報酬に与える影響」と「高APY案件の見極め」が焦点。

ステーキングの基本:何の“対価”かを知る

  • 目的はネットワーク維持への貢献。その対価(報酬)は主に「新規発行分」と「手数料分配」。
  • 例え話:シフト制の“バイト”に近い。働き手(バリデータ/デリゲータ)が多いと取り分は薄まるが、少ないと割り当てが増える。
  • DeFiを触る大原則:「利回りの出どころ(イールドソース)を理解していないなら、自分がイールドソースになりうる」。

CEXステーキング or オンチェーンステーキング

  • CEXステーキング
    • 手軽でUXが良い一方、取引所の信用・運用実態・カストディリスクを内包。
    • 典型例として、過去の大手破綻では“裏側運用”のブラックボックス性が問題に。
  • オンチェーンステーキング(PoS)
    • ルールはコードで固定化。自前ウォレットから委任/自己運用ができ、透明性が高い。
    • ただしノード運用はハードルが高く、一般ユーザーはLST(リキッドステーキング)等の“仲介”を使うケースが多い。


      結論:優劣ではなく“用途と思想の違い”。自分の目的と許容リスクで使い分ける。

「ステーキング」と「流動性提供(LP)」は何が違う?

  • 共通点:どちらも“分散型の仕組みに貢献して、その見返りを得る”。
  • 違いの本質
    • ステーキング=チェーン(インフラ)に直接貢献 → チェーンから報酬。
    • 流動性提供(LP)=アプリ(DEX等)に貢献 → 取引手数料等が原資。

  • デパート比喩(ステーキングと流動性提供の関係のたとえ)
    • ステーキング=商業施設そのものの運営を支える仕事。
    • 流動性提供(LP)=施設内テナント(アプリ)の運営を手伝う仕事。

リスク比較(ざっくりマップ)

  • ステーキング(PoS)
    • 価格変動:ネイティブ資産の下落リスク。
    • スラッシング:不正/過失でステークが削られる可能性(自己運用時)。
    • チェーン選定:“使われるインフラ”であるかが中長期の肝。APRの高さはインフレ率や参加者数の裏返しでもある。

  • 流動性提供(LP)
    • プロトコル(スマコン)リスク:バグ/エクスプロイトの可能性。
    • 価格変動:ペア資産の相場リスク。
    • インパーマネントロス:AMMの価格調整により、引き出し時の保有比率が不利になることがある。
    • アルトコイン混在のプールは極端な片寄り(ほぼ無価値化)に要注意。

2025年後半の注目テーマ:円建てステーブルコインと実需

  • 会話の焦点は日本円ステーブルコイン(例:JPYC)。

  • 期待ポイント
    • 国内ユーザーのオンボーディング(心理ハードル低減)
    • 既存制度側の“対応”が進むと、少額決済やクリプトカード等のUXが前進し得る
    • 周辺エコシステム(ストリーミング決済、レンディング等)でも採用が広がれば、DeFiの使いどころが見えやすくなる

  • 立場の分岐も紹介:本来クリプトはパーミッションレスだが、マスアダプションには制度整合も重要——この“両利き”視点が今後ますます鍵に。

ゲスト(takaさん)の好みとチェーン談義

  • 基本的にイーサリアム志向。L2/ロールアップでも「分散化の進め方」を重視する姿勢が印象的。
  • 具体名としてStarknet系の取り組みや使い勝手に言及(ただし推奨や投資助言ではなく、あくまで個人的嗜好として)。
  • Kaiaについては、現状“旗艦級DeFi”は模索途上との見立て。ただしエコシステム向けキャンペーン(例:ユーザー向け、開発者向け)で裾野を拡げる動きが共有された。
  • イベント自体はKaia公式の入門編スペースとして実施。

Q&Aハイライト

  • Q1:市場ボラティリティはステーキング報酬にどう影響し、どう軽減する?
    • 価格下落は実質利回りを毀損。対策は“分散”がシンプルかつ有効(資産・チェーン・手法の分散)。ヘッジ手段は上級者向けで、まずはポートフォリオ設計で吸収する発想を。
  • Q2:高APY案件や新規プロジェクトの見極めポイントは?
    • 監査実績、出資者・支援者(VC/バッカー)の信頼性、チームの経歴、ホワイトペーパーの整合性を確認。
    • 何より“自分の判断”で参加すること。他人の鵜呑み投資は、成功しても失敗しても学びが残りにくい。

実践のためのミニ指南

  • ステップ1:報酬原資とリスクの対応関係を言語化する(自分用に「何に貢献して何をもらうのか」を一行で)。
  • ステップ2:まずは少額でCEX/オンチェーンの両方を体験し、手触り(UX/手数料/手間)を比較。
  • ステップ3:LPは“プロトコルリスク+IL(インパーマネントロス)”を理解したうえで、小さく試す。
  • ステップ4:分散設計(資産・期間・プロトコル)。
  • ステップ5:記録を残す(取引・根拠・失敗など)。次の意思決定品質が上がる。

クロージング

  • 入門者にとってのステーキングは“ブロックチェーンが動く仕組みを体感する最短ルート”。
  • 一方で“増やすより守る方が難しい”のがクリプトの常。利回りの源泉を見極め、分散と自己判断を徹底しよう。
  • 今回は基礎編。応用として「リキッドステーキング/リステーキング編」にも期待。


というわけで、第2回ゆるDeFiのまとめでした!
次回の情報やGiveawayへの参加はKaiaJPの公式X公式TGへどうぞ!




























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