ガバナンストークンの$GRNDがアプリからステーキングできるように!
おはウォーク!
先日のアップデートでSuperWalKガバナンストークンである$GRNDをステーキングすることで、追加の報酬を獲得できるようになりました!本記事では、PC(ブラウザ)とスマホアプリの両方でのGRNDステーキング手順を実際の画面付きで解説します。
また、ステーキングで得られるxGRNDトークンとは何か、なぜGRNDがxGRNDに変換されるのか?APYとAPRの違い、さらにステーキング・リキッドステーキング・イールドファーミングの違いとは?といったDefiの基礎部分についても初心者向けに丁寧に解説します。
SuperWalkとGRNDトークンの基礎知識
SuperWalkはユーティリティトークンの$WALKとガバナンストークンの$GRNDという2種類のトークンがあります 。WALKは日々の運動報酬として使われるのに対し、GRNDはアプリ内機能のアンロック(解放)などに利用されるゲームの中核トークンです 。2024年の大型アップデートにより、GRNDのユースケースはさらに広がり、アプリ内マーケットプレイスでのNFT購入や手数料支払い、ステーキング、ラッフル(抽選)への参加、スロット機能の解放、ゲーム内アイテム「SuperZのキャンディ」購入など様々な用途が追加されています 。
さらに先日公開された2025年上期ロードマップではユーザーのガバナンス参加という大きなユーティリティも追加されました。
このようにGRNDはSuperWalkエコシステムで重要な役割を果たすトークンであり、ゲームをプレイして手に入れたGRNDをステーキング(預け入れ)して増やすことが可能になりました!
GRNDのステーキング概要 – xGRNDへの変換と報酬の仕組み

ステーキングするとGRNDはxGRNDに変換される
SuperWalkにおけるGRNDステーキングは、専用のスマートコントラクトにGRNDトークンを預け入れることで行います。ステーキングを開始すると、預けたGRNDは自動的に「$xGRND」というステーキング用トークンに変換されます 。xGRNDはステーキング中のGRNDを表すトークンであり、預けたGRNDに対する権利証のようなものです。
たとえば1 xGRNDあたり○○ GRNDという形で両者の交換レートが設定され、ステーキング報酬の分配に応じてこのレートが日々変動します 。ステーキング期間中はxGRNDトークンを保持することで、後述する報酬を受け取る権利や、ガバナンス投票への参加権を得ることができます 。
xGRNDトークンとは何か? 一言でいうと、ステーキングされたGRNDの預り証であり、利息が自動再投資される仕組みを持ったトークンです。xGRND自体はERC-4626というトークン規格で発行され、ステーキング開始時に現在の交換レートに応じた枚数が発行されます (アンステーキング時に焼却される仕組みで、発行枚数は固定ではありません )。
例えば、ステーキング開始時点でGRND:xGRNDのレートが1:1.2であれば、120 GRNDをステーキングすると100 xGRNDが発行されます 。その後ゲーム内のステーキング報酬が分配されると徐々に交換レートが上昇し、仮にアンステーキング時にはレートが1:1.3に上がっていれば、100 xGRNDをアンステーキングすると130 GRNDが返ってくる、という具合です 。レートはステーキング報酬の累積によって上昇していく一方であり(減少することはありません )、現在のレートは公式ステーキングページ上で常に確認可能です 。
ステーキング報酬は基本的にGRNDで支払われますが、実際には上記のようにxGRNDの交換レートが上がる形で受け取ります。したがって複利運用が自動で行われているような状態になり、ユーザーは特別な操作をしなくても報酬が積み上がっていきます。
ステーキング期間とロックアップについて
SuperWalkのGRNDステーキングには最低7日間のロック期間があります 。一度ステーキングすると、その後すぐに引き出すこと(アンステーク)はできず、7日間は原則移動できません 。具体的には、アンステーキング操作(xGRNDをGRNDに戻す操作)を行ってから約7日(604,800ブロック)の解除期間を経て、預けていたGRNDと報酬GRNDが引き出せるようになります 。
このアンステーキング待機中(7日間)は、xGRNDトークンはすでに焼却されていますので追加の利息は付与されません 。言い換えれば、ステーキングを解除すると決めたら、その時点でxGRNDは手放し、7日後に元本+利息分のGRNDを受け取る形になります。
ポイント: SuperWalkのステーキングはロック期間7日と比較的短めですが、その間は価格変動リスクにさらされる点に注意しましょう。後述する先物取引を使ったヘッジ戦略を活用すれば、この期間の価格下落リスクを軽減することも可能です 。
APYとAPRの違いを理解しよう
ステーキングの説明で出てくるAPY(年率利回り)とAPR(年率)の違いについても確認しておきましょう。両者は年単位の利回りを表す点は共通していますが、複利を考慮しているか否かという点で異なります 。
• APR (Annual Percentage Rate)
– 単利の年率です。得られた利息を元本に組み込まず、元本に対する1年あたりの単純な利息割合を示します 。例えばAPR 10%なら、100 GRNDを1年間預けると利息は10 GRNDという計算になります(途中で利息を再投資しない前提)。
• APY (Annual Percentage Yield)
– 複利を考慮した年利回りです 。利息を定期的に元本に組み入れて再運用した場合の1年後のトータル利回りを示します。複利運用の頻度(毎日複利か月複利かなど)によってAPYはAPRより高くなります 。例えばAPR 10%でも毎月利息を再ステーキングすると実質利回り(APY)は10%を上回る、という具合です。
SuperWalkのステーキングではAPYが表示されます 。これは、ステーキング報酬がxGRNDを通じて自動的に複利運用される性質上、ユーザーが得られる実質的な年利回りを表すのにAPYの方が適切だからです。公式サイトのステーキングダッシュボード(後述)で随時APYが確認できます 。なお、市場状況や参加者数によってAPYは日々変動しますので、参考値として捉えてください。
PC(ブラウザ)でのGRNDステーキング手順
それではまずPCを使ったブラウザ経由のステーキング手順を見ていきましょう。SuperWalkでは専用のステーキングサイト(Webアプリ)が用意されており、そこに暗号資産ウォレットを接続して操作を行います 。以下のステップに従って進めてみてください。
GRNDステーキングサイト:https://lab.superwalk.io/stake
1. 対応ウォレットの準備:
MetaMask(メタマスク)などのWeb3ウォレットを準備します。SuperWalkはKlaytn(クレイトン)チェーン上のアプリですので、MetaMaskを使用する場合はKlaytnネットワークを追加し、アプリ内ウォレットの秘密鍵をインポートすると便利です 。公式アプリ内で作成したウォレットをそのままMetaMaskに連携させることも可能です(アプリのウォレット画面から秘密鍵を取得し、MetaMaskにインポートします )。
2. ステーキングサイトにアクセス:
PCのブラウザからSuperWalkのステーキング公式サイトにアクセスします。画面右上からウォレット接続ができるので、MetaMask(またはKaikas/Klip等お好みのKlaytn対応ウォレット)を接続しましょう 。
3. ウォレットを接続する:
サイト右上の「Connect Wallet」あるいは接続ボタンをクリックし、自分のウォレットを接続します 。MetaMaskを使っている場合、ポップアップが表示されるので接続を承認してください。接続後、サイト上に自分のウォレットアドレスや残高が表示されます。
4. ステーキング画面の表示:
ステーキングサイト内のメニューから「Stake」タブを選択します 。ステーキング用の画面が表示され、自分の保有するGRND残高や、現在のxGRND交換レート、年利(APY)などが確認できます 。


5. ステーキング数量の入力:
ステーキングしたいGRNDの数量を入力します。「Max」ボタンを押すと手持ち全額が自動入力されます。入力すると、何xGRNDに相当するか(預け入れ後に受け取るxGRND量)が表示されます。
6. ステーキング実行:
入力内容を確認し、「Stake」ボタンをクリックします。初回利用時はコントラクトに対するトークン利用承認(Approve)が必要な場合があります。その際は別途「Approve」ボタンが表示されるので押してトランザクションを承認してください。承認が完了したら改めて「Stake」ボタンでステーキング処理を実行します。
7. トランザクション承認:
ウォレット(MetaMask)側でトランザクション承認の確認が出るので、ガス代(Kaiaで支払い)を確認して承認します。Kaiaはガス代が安価ですが、ウォレットに少量のKaiaが入っていないと手続きできない点に注意してください。
8. ステーキング完了の確認:
ブロックチェーン上でトランザクションが承認されると、ステーキングが完了します。サイト画面上に新たにxGRNDトークンの残高が表示され、自分がステーキングしたGRNDがxGRNDに変換されたことが確認できます。また、現在の累積報酬やステーキング開始時点のAPYなどもダッシュボードに表示されるでしょう。
以上でPCからのステーキングは完了です。預けたGRNDはロックされ、引き続きxGRNDを保有することで報酬が発生します。必要に応じてダッシュボード上で「Unstake」操作を行うことでアンステーキング要求を出せます(アンステーク要求後、7日ロック後Withdraw可能となります)。基本的にPC版の操作は一度ウォレット接続さえしてしまえば難しいことはなく、数クリックで完了します 。
SuperWalkアプリ内でのGRNDステーキング手順
続いて、スマホ向けSuperWalk公式アプリ内でGRNDをステーキングする方法を解説します。アップデートにより、従来はPCのブラウザでしかできなかったGRNDステーキングがアプリ内から直接可能になりました !
1. アプリの最新版にアップデート:
SuperWalkアプリを最新バージョンにアップデートします(ステーキング機能が追加されたバージョン以降である必要があります)。iOS/Androidの各ストアからアップデートを行ってください。アップデート後、アプリ内ウォレットにGRNDトークンが十分にあることを確認します。
2. ウォレット画面を開く:
アプリを起動し、ウォレット(財布アイコン)の画面を開きます。ウォレットには$WALKや$GRNDの残高が表示されています。ここでGRNDの残高を確認しましょう。GRNDを保有していない場合は、先にアプリのGRNDアドレス宛に入金しておいてください 。
3. ステーキングメニューにアクセス:
ウォレット画面から「DeFi」のボタンをタップします。

4. ステーキングする数量を入力:
ステーキング画面が表示されたら、PC版と同様にステーキングしたいGRND数量を入力します。最大数量をステークしたい場合は「Max」ボタンで自動入力も可能です。
5. ステーキング処理を実行:
入力内容に問題なければ、「Stake」ボタンをタップします。すると確認画面が表示されますので、最終確認の上で承認します。スマホアプリの場合、バックグラウンドでブロックチェーンへのトランザクション送信が行われます(必要に応じて内部でガス代として少量のKaiaが消費されます)。
6. 完了の確認:
数秒〜数十秒待つと、ステーキングが完了します。ウォレット画面に戻り、GRND残高が減少し代わりにxGRNDトークンの残高が表示されていれば成功です。アプリ内のステーキングダッシュボードで、自分のステーキング情報(ステーキング中のGRND数量や獲得報酬など)を確認できます。
アプリ内ステーキングは以上のように非常に手軽です。ブラウザでの操作や外部ウォレット連携が不要な分、初心者でも迷わず進められるでしょう。注意点としては、アプリ内ウォレットの秘密鍵は自分で管理する必要があることです。万一アプリを削除したり端末を紛失した場合に備え、ウォレットの復元フレーズ等は必ずバックアップしておきましょう。
ステーキング画面で表示される注意事項について気になる人もいると思うので翻訳したものを載せておきます。


左①:
サービス利用に関する注意事項およびポリシー同意
• SuperWalkのDeFiサービスは、投資商品や金融サービスではありません。ブロックチェーン上の分散型金融商品へのアクセスを簡易化することを目的としています。
• 分散型金融商品はスマートコントラクト上で運用されており、SuperWalkはプロトコルの運営者ではありません。そのため、スマートコントラクトの整合性、安定性、信頼性、または適時性について一切の保証や表明を行いません。
• ユーザーは各商品の構造、想定年利、利息配分方法、出金制限などを完全に理解し、自己責任で参加する必要があります。サービス利用に伴うすべての結果は利用者に帰属します。
• このサービスはデジタル資産に関わるリスクを含むため、ユーザーは自身のリスク許容度と投資目的を十分に考慮してください。
⸻
商品に関するリスク通知
• 想定年利(APYまたはAPR)は予測値であり、ネットワーク状況、運営ポリシー、手数料等によって変動します。固定ではありません。
• SuperWalkのDeFiサービスを利用することで、ブロックチェーン資産の価格変動、ネットワークの遅延・エラー、スマートコントラクトの脆弱性、ブロックチェーンの分岐(フォーク)、運営ポリシーの変更、その他予期せぬ外部要因により、部分的または全損失が発生する可能性があります。
• 本サービスは、法定通貨ベースでの元本や利益の保証をしません。デジタル資産価値の観点でも損失が発生する可能性があります。
• ユーザーは報酬配分方法、キャンセル・出金条件、適用手数料、ロック期間などを完全に理解し、ネットワークやプロトコル問題による資産回収の失敗の可能性も認識する必要があります。
右②:
以下の利用規約に同意してください
• すべてに同意
• APYは暗号資産の数量に基づき、サービス提供者の条件により変動する可能性があります。
• 元本は法定通貨では保証されておらず、価格変動により損失が発生する可能性があります。
• 元本は法定通貨では保証されておらず、価格変動により損失が発生する可能性があります。(※同じ文が重複)
• リスクを理解し、サービス利用に対する全責任を受け入れます。
ステーキング・リキッドステーキング・イールドファーミングの違い
暗号資産の運用手法にはステーキング以外にも様々な種類があります。特によく耳にするリキッドステーキングやイールドファーミングは、ステーキングと似た文脈で語られることも多いですが、仕組みや特徴に違いがあります。それぞれの概要と相違点を初心者向けに整理してみましょう。
• ステーキング(Staking):
保有する暗号資産をブロックチェーンネットワーク(または取引所)に一定期間預けてロックし、そのネットワーク運用や検証作業に貢献することで報酬を得る方法です 。Proof of Stake(PoS)を採用するブロックチェーンでは、コインをステークすることがネットワークの担保・投票権となり、その対価として新規発行コインや手数料収入が分配されます 。特徴として、比較的シンプルでリスクも低め、得られる年利も数%程度と安定している場合が多いです 。例:イーサリアムのステーキング、カルダノ(ADA)のステーキングなど。
• リキッドステーキング(Liquid Staking):
従来のステーキングでは預けた資産はロックされ流動性を失いますが、リキッドステーキングではステーキングした資産に対応するトークン(証書)を新たに発行します 。この証書トークンは自由に売買や他のDeFiサービスで利用可能で、ステーキング中でも資産の流動性を維持できる点が特徴です 。つまり「ステーキングの利回りを得ながら、その預けた資産の価値を他で活用できる」仕組みです 。
xGRNDはまさにリキッドステーキングの一種で、ステーク中のGRND価値を表すxGRNDトークンを使って他の取引を行うことも可能です(現状ではSuperWalk内のガバナンス投票などが主用途ですが、将来的にxGRNDを担保に入れて別の運用をする、といった展開も考えられます)。リキッドステーキングにより資産の二重活用ができますが、価格変動やスマートコントラクトリスクには留意が必要です 。例:LidoのstETH(イーサリアムをステークするとstETHを受け取れる)。
• イールドファーミング(Yield Farming):
日本語では「流動性マイニング」とも呼ばれます。DeFi(分散型金融)の世界で資産を運用して高い利回りを狙う総合的な手法のことです 。具体的には、分散型取引所の流動性プールに資金を提供して手数料収入やプールインセンティブを得たり、レンディングサービスに預けて金利を稼いだり、新しいプロジェクトの流動性マイニングに参加してガバナンストークンを獲得したりする行為全般を指します 。
特徴として、非常に高い利回り(年利数百%超えることも)を得られる可能性がある反面、仕組みが複雑でリスクも高いです 。例えば預けた資産価格の変動で損失が発生するインパーマネントロスや、プロジェクトリスクがあります。イールドファーミングは短期的な高収益を追求する積極運用であり、安定性という点ではステーキングに劣ります 。例:Uniswapでの流動性提供+LPトークンのファーミング、Aaveでの預け入れ利息+流動性マイニング報酬。
簡単にまとめると、ステーキング=シンプルで安定した預け入れ運用、リキッドステーキング=預けても動かせるステーキング、イールドファーミング=DeFiを駆使した高リスク高リターン運用という違いになります。それぞれメリット・デメリットがあるため、目的やリスク許容度に応じて使い分けることが重要です 。
LBANKでのGRND先物取引とステーキングのヘッジ戦略
2025年4月7日時点ではLBANKでGRND先物が取引できなくなっています。SuperWalk側からデリストのアナウンスは出ていないので情報確認中です。

最後に、ステーキング中の価格変動リスクを抑える手段として先物取引を活用する方法を紹介します。特にSuperWalkのGRNDのように市場規模が大きくないトークンの場合、ステーキング中に価格が急落するとせっかくの利回り以上の損失を被る可能性があります。そこで先物(無期限先物)を使ってヘッジ(値下がりリスクの遮断)を行う戦略が考えられます。
LBANKで提供されるGRND先物とは
LBANK(エルバンク)は仮想通貨の大手海外取引所の一つで、2024年末にGRNDのUSDT建て無期限先物(パーペチュアル契約)を上場しました 。無期限先物とは期限のないレバレッジ取引契約で、証拠金を担保にGRNDの価格変動に対してロング(買い)またはショート(売り)のポジションを取ることができます。LBANKのGRND先物では最大で数十倍のレバレッジをかけることもできますが、初心者がヘッジ目的で利用する場合は1倍程度のショートです。
なお、執筆時点でLBANKのGRND先物マーケットは流動性・出来高がまだ小さく、板が薄い傾向にあります 。そのため大口の取引をするとスリッページ(思った価格で約定しないこと)が発生しやすい点に注意が必要です。それでも、ある程度の枚数であれば取引は可能であり、ヘッジ手段として有用です。
ショートポジションで価格下落リスクをヘッジする
ヘッジ戦略の基本は、「ステーキングでGRNDを保有して得る利回りはそのまま享受しつつ、価格下落による評価損を先物のショートで相殺する」ことです 。具体的な手順は以下の通りです。
① ショートすべき数量を決める:
自分がステーキングしているGRNDと同等の金額分の先物ショートを持つのが基本です。例えば1,000 GRNDをステーキングしているなら、先物市場で1,000 GRND相当のショートポジションを建てます(USDT建ての場合、現在価格が$0.05なら$50相当のショート)。これにより、現物のロング(ホールド)と先物のショートが同額だけ相殺し合う形になります。
② 価格下落時の挙動:
仮にGRNDの価格が下落した場合、保有している現物GRNDの評価額は減少しますが、先物のショートポジションは利益が出ます。例えば価格が-20%下がれば、現物価値は-20%減りますがショートポジションは+20%の利益となり、損益が概ね打ち消し合います 。結果としてトークン価格下落の影響をほぼヘッジ(無効化)しつつ、ステーキング報酬(利回り)だけを獲得できるわけです 。
• ③ 価格上昇時の挙動:
逆にGRND価格が上昇した場合、現物GRNDの評価額は増えますが、ショートポジションでは含み損が出ます。この場合はヘッジによって上昇益を放棄する形になります。つまりこの戦略は、価格変動による損も得もしない代わりに利回りだけ確保することを目的としています 。価格上昇局面では先物で損失が出ますが、その間もステーキング報酬は得られているので、トータルでは利回り相当の利益が残る計算です。
④ ポジション管理と精算:
ヘッジのためのショートは証拠金(USDT)を使って行うため、価格上昇が大きくなると証拠金維持率が下がりロスカット(強制決済)のリスクが出てきます。したがって、ショートする量は無理のない範囲にし、価格が想定以上に上昇した場合は追加証拠金を入れるかポジションを一部決済するなどして対応します。また、ステーキングを解除してGRNDを売却したい時期が来たら、それに合わせて先物ショートも決済する(買い戻す)必要があります。
このように先物ショートを併用することで、ステーキングの利回りを確保しつつ価格変動リスクを抑えるという運用が可能になります 。特にSuperWalkのようなゲーム系トークンは市場変動が大きい場合もあるため、長期保有しながら安定収益を得たい場合に有効な戦略です。ただし、先物取引そのものにはレバレッジリスクや清算リスクが伴うため、十分に仕組みを理解してから少額で試すことをおすすめします。
LBANKへの登録は以下のリンクから登録できます👇
https://www.lbank.com/ja/login/?icode=4GQ95
※リファリンクなので抵抗ある方はLBANK公式サイトよりどうぞ
まとめ:
SuperWalkのGRNDステーキングは、ゲーム内外でGRNDを有効活用する魅力的な方法です。PCからでもスマホアプリからでも簡単にステーキングができ、報酬はxGRNDとして着実に貯まっていきます。ステーキングやxGRNDの仕組み、APRとAPYの違いを理解することで、より賢く利回りを追求できるでしょう。
また、市場変動が気になる方は先物取引によるヘッジという一歩進んだ手法もあります。まずは少額から実際にステーキングを試し、SuperWalkで歩いて稼ぎながらDeFi修行をしてみてください!🧘💰
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