チェンコロでスカラー(レンタル)が実装!お試しプレイが可能に
2/20からチェンコロことChain Colosseum PhoenixのGenesis版でスカラーシステムが実装されました。スカラーシステムとはNFTを他のプレーヤーにレンタルする仕組みのことです。これによりNFTを購入していない人もお試しでプレイができるようになりました。この記事ではそのスカラーのやり方について解説します。
チェンコロの始め方、稼ぎ方についての記事はこちら。現在でもGoogle検索で「チェンコロ 稼ぎ方」というキーワードで

スカラーシップとは?メリットデメリット
まずスカラーシップとは何か?
これはチェンコロのスカラーに関する仕様ではなく、一般的なブロックチェーンゲームにおけるスカラーシステムの概念になります。有名どころで言うとアクシーインフィニティのスカラーシステムやSTEPNGOのハウスシステムもこれに該当します。
スカラーシップモデルの概要(NFT貸し出しモデル)
スカラーシップモデルとは、NFTを所有するプレイヤー(オーナー)が自分のNFTを貸し出すことで、資金を持たないが熱意あるプレイヤー(スカラー)がゲームに参加できる仕組みです。
このモデルでは、貸し手はNFT所有のまま一定の報酬(例えば、収益の一部)を受け取り、借り手は初期投資なしでNFTを利用してゲームに参加し、収益を上げることができます。
借り手(スカラー)のメリット・デメリット
メリット
- 初期投資が不要:NFTを購入せずにゲーム参加が可能。
- 収益獲得チャンス:ゲーム内で得た報酬の一部を自分の利益として受け取れる。
- 参加のハードルが低い:資金面の制約がないため、多くの有望なプレイヤーが参入できる。
デメリット
- 契約条件の制約:貸し出し条件に縛られ、自由なプレイが制限される可能性がある。
- パフォーマンス依存:NFTを利用して収益を上げるため、スカラーとしてのプレイ成績が報酬に影響する。
- 管理ルールの遵守:貸し手との契約に従わなければ、トラブルに発展するリスクがある。
貸し手(オーナー)のメリット・デメリット
メリット
- 収益の獲得:NFTを貸し出すことで、貸出報酬(収益の一部)を得られる。
- 資産活用:所有しているNFTが、単に保有しているだけでなく、収益源として機能する。
- エコシステム貢献:スカラーシップを通じて、ゲームコミュニティやエコシステムの活性化に寄与できる。
デメリット
- 利用リスク:NFTが貸し出される間、借り手の利用状況によっては収益が減少する可能性がある。
- 管理の不確実性:貸し出し期間中は自分のNFTの使用状況を完全にコントロールできないため、トラブルのリスクがある。
- 契約条件の不備:契約が不十分だと、後々のトラブルや紛争の原因となる可能性がある。
【要約】
スカラーシップモデルは、NFTを貸し出すことで、資金不足の有望なプレイヤー(スカラー)がゲームに参加できるようにし、貸し手と借り手双方にメリットをもたらす仕組みです。
借り手は初期投資なしでゲームに参加でき、収益を上げるチャンスを得られる一方、契約条件やパフォーマンスに依存するリスクがあります。
貸し手は所有するNFTを活用して収益を獲得でき、エコシステムの活性化に貢献できますが、貸し出し期間中の利用状況や管理リスクに注意が必要です。
PJ側にとってスカラーの活発化は持続可能なエコシステムにつながるため重要な仕様。
チェンコロのスカラーシステムの概要

では本題!まずチェンコロスカラーシステムの概要をまとめます。
■ 概要
プレイヤーは自分が所有するヒーローやGEMなどのNFTアセットを、他のプレイヤーに貸し出すことができ、貸し出す側(オーナー/マネージャー)と、借りる側(スカラー)に分かれ、スカラーはオーナーからアセットを借りることで、自己資金をリスクにさらさずにゲームに参加可能
■ 主な仕組み
・資産の貸し出しと借用
マネージャーがNFTアセットを貸し出し、スカラーはそれを借りてゲームプレイに利用。
・報酬分配
ゲームでスカラーが獲得した報酬の一部を、マネージャーと運営に自動で分配。
・アカウント作成
スカラーシップ専用の「スカラーパス」を購入することで、スカラーアカウントが作成可能。
・マッチング方式
マニュアルマッチング:マネージャーが事前に契約済みのスカラー情報を入力しアカウント作成。
システムマッチング:マネージャーが条件を提示し、募集マーケットからスカラーを選定。
■ 管理と契約
マネージャーは専用ダッシュボードでスカラーの活動状況を確認可能。
契約は開始後3日以降、双方の合意で解除でき、解除時にはスカラーの保有アセット(利益分除く)が返却される。貸し出しに伴う手数料は、事前に設定した割合に基づき自動的に処理される。
また、スカラーはマネージャーからの権限付与度合いによってゲーム内の機能が制限されます。
権限レベル | 機能一覧 |
---|---|
低 |
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中 |
|
高 |
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全 (ALL) |
|
まとめると、権限が高ければ高いほどスカラーは自由にプレイし自由な稼ぎ方ができるというイメージです。
具体的なスカラーシステムの使い方

チェンコロの借り手と貸し手のマッチングは手動(マニュアル)と自動(システム)の2つがあります。
簡単に言うと、マニュアルはリアルな知り合いやSNS等で自分で直接見つけた借り手に対してメール経由で貸し出す方式で、システムはゲーム内で自動マッチングをするやり方です。
マニュアルマッチング(手動)方式
■ マネージャー側(貸し手)の手順
- スカラーパスの購入
- SHOPでスカラーパスを1つ購入します。(1人のスカラーアカウント作成にはスカラーパスが必須)
- SHOPでスカラーパスを1つ購入します。(1人のスカラーアカウント作成にはスカラーパスが必須)
- スカラーアカウントの作成
- Home画面から「SCHOLARSHIP」→「Manager Dashboard」へ移動
- 「Create」をクリックし、スカラーパスを使用してスカラーアカウントを作成
- 権限・報酬の設定
- スカラーが実行可能な権限の調整、スカラーの色分け、報酬の配分を決定
- スカラーが実行可能な権限の調整、スカラーの色分け、報酬の配分を決定
- アセットの預け入れ(Deposit)
- 「Deposit」から貸し出すアセット(Hero、Gem、トークンなど)を必要数選び、預け入れを完了
- 「Deposit」から貸し出すアセット(Hero、Gem、トークンなど)を必要数選び、預け入れを完了
- スカラーへの招待(Recruitment)
- 招待画面で「Manual」タブを選択
- スカラーの名前とメールアドレスを入力し、「Confirm」を押して招待を送信
※注意:過去にChainColosseumPhoenixに登録済みのメールアドレスは無効
■ スカラー側(借り手)の受け取り手順
- 招待メールからのアカウント作成
- マネージャーから送られてくるメール内の「CLICK ME」を選択し、スカラーシップアカウント作成画面へアクセス
- メール認証とパスワード設定
- 指示に従い、メールアドレスの認証とパスワードの設定を実施
- アセットの確認とウォレット接続
- ログイン後、マネージャーから貸し出されたHeroなどのアセットがInventoryに表示される
- ウォレットを接続し、エナジー回復を待つ
※注意:過去にChainColosseumPhoenixへ接続しているウォレットは使用できません
システムマッチング(自動)方式
■ マネージャー側の手順
- アセットの預け入れ(Deposit)
- マニュアルマッチングと同様、貸し出すアセットを「Deposit」から選択し預け入れる
- システムマッチングによる募集
- Recruitment後、招待画面で「System」タブを選択
- スカラーに伝えたいメッセージと名前を入力し、募集条件を設定
- 自分のアカウントがスカラーマーケットに表示されたら募集完了
■ スカラー側の受け取り手順(システムマッチング)
- スカラーシップ用アカウントの作成
- マニュアルマッチングと同様に、メールアドレス登録とパスワード設定を行いアカウント作成
- スカラー募集への申し込み
- 「Scholarship」→「Scholar Market」から、希望する条件のスカラー募集に申し込む
- 契約の締結とアセットの反映
- 募集詳細を確認後、「Sign contract」をクリック
- スカラー用のアセットが反映され、Inventoryで確認できる
※反映後、24時間経過後にバトルに出すことが可能
マニュアルとシステム方式の違い
項目 | マニュアル方式 | システム方式 |
---|---|---|
スカラーパス購入 | SHOPでスカラーパスを購入(1人のスカラーアカウント作成に1つ必要) | 同じくSHOPでスカラーパスを購入(手順は同様) |
アカウント作成 | Home画面→「SCHOLARSHIP」→「Manager Dashboard」→「Create」で作成 | Depositまでの流れは同様。Recruitment後、「System」タブで名前とメッセージ入力し、スカラーマーケットに出現 |
アセットの預け入れ | 「Deposit」からHero、Gem、トークンなど必要数を選択して預け入れ | 同様に「Deposit」でアセットを預け入れ |
招待方法 | Recruitment画面で「Manual」タブを選択し、スカラーの名前とメールアドレスを入力→「Confirm」で招待送信 | Recruitment後、「System」タブで名前とメッセージを入力し募集条件を設定。スカラーマーケットに自分のアカウントが表示されたら募集完了 |
スカラーのNFT受け取り | マネージャーから送付されたメール内の「CLICK ME」をクリックし、メール認証・パスワード設定でアカウント作成→Inventoryで貸し出されたアセットを確認 | マニュアル方式と同様にアカウント作成後、「Scholarship」→「Scholar Market」から希望条件の募集に申し込み、「Sign contract」で契約締結後、Inventoryでアセット反映を確認 |
報酬の支払い/受け取り
あらかじめマネージャーが設定した報酬の割合(双方で合意された利益分配率)により、スカラーが獲得した報酬からマネージャーへ自動で支払いが行われます。従来のスカラーシップシステムでは手動で行われていたサービスもありましたが、このゲームではマネージャーやスカラーが報酬を計算し、ウォレットに送る必要はありません。
スカラーシステムQ&A
・オーナー(マネージャー)は貸し出し報酬として、スカラーのゲーム内活動から得た報酬の一部を受け取ります。
– マネージャーが直接、スカラーの名前・メールアドレスを入力して招待
システム方式:
– マネージャーが募集条件やメッセージを設定し、スカラーマーケットで自動的にスカラーをマッチングします。
・ログイン後、Inventoryで貸し出されたアセットを確認します。
・従来手動だった報酬計算と送金処理が自動化されています。
・解除時、スカラー保有アセットのうち利益分を除く残りがマネージャーに返却されます。
と言うわけで、チェンコロのスカラーシステムの解説でした!
SNSではチェンコロプレーヤーが沢山いるので「チェンコロ スカラー」などで検索してリプライやDMをすると効率よく貸し手が見つかるかもしれません!
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