戦略BCGラブラドの運営レター解説
Labrado運営からの12月7日のレターはみんな気になっているリバース(転生)機能について書かれていました。僕の見解や考察も交えて書いていきたいと思います。
NFTは稼ぐための道具か?
今回のレターで一貫して運営が伝えたいメッセージはこれだったように思います。すべてのユーザーがそうかどうかは置いておいて、運営はBCGにおけるNFTを稼ぐ道具としてしか見てないことに違和感を感じませんか?という投げかけでした。
僕自身これは結構共感できるところがあって、確かにBCGで稼ぐためにNFTを所有すると最初はしっくり来なくても徐々にそのNFTに愛着が湧いてくるというか、すぐに売って利益にするとかに抵抗を覚えるようになってくるタイミングがあります。
それはゲームにハマっているのかもしれないし、コイツが稼いできてくれるんや!という相棒のような存在感を感じてNFTに感情移入し始めたり・・人それぞれだと思いますが、BCG経験者なら誰でも身に覚えがあるのではないでしょうか。
BCGは稼ぐためにやる。でも大事なモノはゲームを通じてできた繋がり?
若干きれいごとに聞こえたんですが、運営はLabradoにおいて一緒に攻略を進めた友達やコミュニティとの仲間の繋がりはNFTが繋いでくれたものという捉え方をしているようです。
コンセプトは理解します。ただ、依然としてBCGは構造上プールされたトークンの奪い合いであり、ものすごく近い距離感や仲間意識を持って一緒にプレイしているような環境でない限り少なからず「互いに敵だ」みたいな空気感はあるし、稼げる情報は闇雲にシェアはされない。
誰かがいきなり爆益を出したら手放しに喜べない人もいると思います(減資回収途中なら特にね)。なので転生機能を実装する理由としてこの「つながり」が生まれるよね!それはNFTのおかげ!だから後述する転生機能では転生元のNFTは無くならないようにするよ!
という結び付け方はちょっと強引な気がするのと、それって転生(Rebirth)という定義ではなく、単なるコストをかけたNFTのグレードアップでは?とも思います。
転生機能の内容
このレターの本題である転生機能の仕様はこうです。
・転生機能はレベル20になると使用できる
・転生はコスト(ジェム)を消費して転生マシーンで行う(失敗する場合もある)
・使用するジェムが多ければ多いほど成功率は高くなるが転生後のステ上昇勝率は低くなる
・転生は無制限にできる(何回やってもOK)
・転生に失敗しても元のNFTはなくならない
・逆に転生に成功しても元のNFTも残って新たなNFTが手に入るというものでもない
転生マシーンなるものを使う
いやこれ転生マシーンじゃなくてスロットマシーンやんけwと突っ込んだのは僕だけじゃないはずw
運営どんだけカジノ好きなんや…と改めて思いつつ、labradoをギャンブルやパチンコとイメージを紐付けるのはどうなのかなぁとちょっと思ってる(シンプルに新規にとってイメージ悪くない?)
僕は今回実装されるこの転生機能についてはLBRDトークンのバーン要素としては賛成です。ただ、labrado全体のエコシステムを俯瞰した時に果たして転生機能を実装した場合のトークン売り圧と転生によるバーンのバランスが取れているのか?という部分は気になるところです。
運営目線で考えればユーザーには転生させずにレベルアップごとに加算されるアタックコストを払って貰ったほうがバーン量は増え、売り圧は減りトークン価格維持、新規ユーザーの継続流入が見込めるはずなので、現状の高すぎるアタックコスト調整だけすれば済む話なのではないか?とも思います。
個人的には転生するユーザーが増えた場合のアーニングとバーンのバランスシミュレーションがどのくらいまで出来ているのかが非常に気になってます。みんな転生してみんな安いコストでトークンだけ稼げるみたいな状況になるとLBRD自体がインフレトークンと化してしまうので!そうならないように期待します!
NFTに愛着を持たせる提案
前述したコンセプトから、運営としてはNFTを強化するためやゲームを効率的に進めるために元々所有していたNFTをバーンさせることに抵抗があるようです。(STEPN意識してる?w)要するにもっとNFTに愛着を持て!と。
ただ冷静に考えてもし転生機能に失敗したらNFT強制バーンの仕様だと一発で2BNBくらい吹き飛ぶのでそんなものを実装したら非難轟々な気もしますw
転生機能はLBRDトークンではなくジェムのバーンになり、それなりに失敗もするようなのでようなので、それら確率も加味するとアタックコストよりもエコシステムに対して健全に働く可能性もあります。これも含めて恐らくシミュレーションされてると思うのですが、個人的にはぜひこのシミュレーションを開示して欲しいな〜と思います。みてみたい。
最後に、今回のレターで感じたNFTへの愛着という話。僕もこれまで結構なBCGを触ってきましたが、NFTを僕が考えるNFTに愛着を持たせるアイデアを提案します。
・レアリティごとの見た目にもっと差をつける
・個体値ごとに差をつける
・ミントやクリスタル開封時の演出を強化する
・プロフィールアミュの見た目カスタマイズ
一つずつ詳細を書きます。
レアリティごとの見た目にもっと差をつける
なんかBCGのスタンダードになってる気がするんですが、commonが無色、uncommonが緑、rareが青、epicが紫・・・という基本カラーの色分けですよね。
それは全然いいんですが、uncommon以上は色を変えるだけじゃなくてNFTの枠に装飾を付けたり見た目をゴージャスにしたりしてもっと所有欲、保有欲を駆られるようなデザインにした方がいいと思います。
せっかくフレンドやソーシャル機能で他ユーザーにドヤれる環境が整っているので、レアリティの高いNFTをGETできたユーザーの承認欲求を満たすような仕様があった方が絶対いいと思うんです。そのNFT見て「カッケェ~!俺も欲しい!!!」ってなるしNFTに投資するユーザーも増える。
そういう承認欲求ムーブメントが起きればNFTに愛着が湧いて高価なNFTをすぐ売って利確みたいな動きも自然と減るはず。僕はNFTの普遍的な価値はデザインに基づく所有欲の有無だと思ってる。
例えば某ドラ○エウォークなどはわかりやすいと思いますが、武器やアミュのレアリティにも基軸カラー以外にこういう見た目の差が欲しい。
←レアリティ低 レアリティ高→
個体値ごとに差をつける
Labradoの武器やアミュのNFTのステータスには「個体値」がありますよね。要は生まれながらにしての強さ。せっかく個体値仕様を実装しているので、例えば高個体値のNFTには見た目がキラキラするエフェクトをつけたりオーラが纏われてたり、何らかの差があるとNFTの保有欲が高まるし、他ユーザーに自慢できる要素になると思います。
それをみたユーザーも俺もこれ引きてぇ〜ってなりますよね。そうすると再投資につながる要素にもなると思います。どうでしょう!
ミントやクリスタル開封時の演出を強化する
要は脳汁です。ここで言いたいのは。開封時の盛り上がり感をもっと演出して欲しいんですよね!ここも某ドラ◯エウォークを引用させていただきますが、やっぱり高レアを引いた時特有のあの脳汁ブシャアアアアァァ!!の要素があってこそゲームだし、そのものに資産価値があるNFTの醍醐味だと思うのですが、どうでしょう?
プロフィールのアミュレット見た目をカスタマイズ
今後ソーシャル機能やフレンド機能を展開するのであれば、もっとアミュの見た目でユーザーの個性を出せるようにした方が所有欲、自慢欲が高まると思うんです。SNSのアバターのイメージですが、Labradoメタバース上で自分の分身となるアミュレットNFTはもっと見た目がカスタマイズできるとNFTとしての愛着が湧くのかなぁと思います。
ただ難しいのはNFTなので仮にカスタマイズするにしてもカスタマイズするパーツ(例えばアクセサリーなど)もNFTとなり、パーツを取り付けたらそのパーツNFTはバーンされてしまうと思うんですよね。なのでおそらく気軽につけたり外したりできない。
でもアミュのパーツNFTもマケプレで売買できるようにしたりすればやりこみ要素も広がって、ソーシャルなプレイができるのであればプロフィールとしてのアミュレットは多くのユーザーの目につくし、自分だけのアミュレットを作りたい!みたいなユーザーも絶対出てくる。
そうすると利確までのエンドゲームが遠のくし、原資回収をしたユーザーが稼ぎ一辺倒にならず遊び要素でトークンやNFTをバーンしてくれる要素になるので悪くない一手だと思います。どうですか運営さん!?
というわけで今回は転生機能のレターについての解説&考察でした。
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