複雑すぎて話題のDEFYブラマを徹底解説
おハック!
この記事ブラックマーケット(以下ブラマ)の見方や使い方について解説します!まずこの図解を前提としてブラマを使ってもらえると理解しやすいと思います。詳しくは後ほど再掲して説明しますが、この記事ではこの図解をベースにブラマの見方、使い方を解説します。
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さて、DEFYブラックマーケットの世界観はまさに工作員たちの「闇市」です。工作員同士でFSの目を盗みながらアイテムやツールを交換できる秘密のマーケットです。
現実的なプレイ目線で言うと今回のようなearn系のイベントの主会場としての役割もあります。あとはご存知アップル税回避の外部マーケットという位置付けでもあります!
DEFYブラマについての前提理解(フルオンチェーンとは?)
まずDEFYのゲーム内アイテム(マスク、ドローン、素材、設計図…etc)についておさらい。これらはは全てNFTでありフルオンチェーンとなっています。フルオンチェーンとはここでは超ざっくり説明しますが、取引履歴やアイテムの所有権移転などが全て公開され「いつ、誰が、どこで、なんの」DEFYのゲームアイテムを売買したのかが完全に透明な状態で全ユーザーが閲覧できる仕様というブロックチェーンの仕組みのことです。DEFYではブラマがこの役割を果たしており、運営含め全ユーザーが互いにNFTの動きを閲覧することができます。
実は既存のBCGでこのフルオンチェーンを採用しているゲームはあまりなく、かのSTEPNでもスニーカーNFTはアプリ内マーケットはオフチェーン上での売買となっており、どのユーザーがいつ何のNFTを取引したのかは分からない構造でした。DEFYのマケプレはフルオンチェーンのためこれが全ユーザー丸裸なわけです。そう、もはやフルチンなわけです!いいですか、フルオンチェーン=フルチンと覚えてください。
だからDEFYのブラマはWEB3の目指す分散・透明性といった構造をきちんと実現していて今は分かりにくいUIなんだけど、構造を理解した上で触ればブロックチェーンへの理解も深まるし、個人的にはこの構造が分からないとBCGをきちんと理解してるとは言えないんじゃないかな〜とまで思います。DEFYで言えば鉄くず1個売っただけでも全て記録が透明化されて全ユーザーがその取引履歴を閲覧することができるんです。
フルオンチェーンの何がすごいか?
これは運営含めゲーム内NFTの流動がブロックチェーン上で全て可視化されているため不正などが一切できないということです。BCGでよくあるのが、なんか運営がNFT不正売買してユーザーが不利になるようにしてない?とか運営フロア価格操作してない?とか運営が不正してるパターン。DEFYはその心配がない。あとはフルオンチェーンだとインフルエンサーがめちゃくちゃポジショントークしてるのに、実は本人はめちゃくちゃな勢いでNFTを売ってたりするのを全ユーザーが見えたりします。イナゴ形成して売ろうとしてんじゃねぇバカヤロウ!と指摘することができます。それがフルオンチェーン(フルチン)です。
いいかい?僕ら工作員はDEFYプレイ中は全員フルチンなんだよ。コソコソとハッキングとかしてるけど下半身丸出しでやってるんだよ!じゃ、それを理解した上でブラマ触ろうな!
※記事内ではこの仕様上、ユーザー名がダイレクトに表示されてしまっている箇所が多数ありますがあらかじめご容赦ください。
ブラマの取引にはガス代としてMATICが必要
前提としてブラマで売買するにはトランザクションを通すためのガス代として$MATICが必要です。
ガス代と言ってもDEFYはpolygonチェーンでガス代は安いので数ドル分くらいのMATICがあればゲームプレイには十分です。ブラマに接続するメタマスクにMATIC残高が入っていないとトランザクションを通した際にエラーが出て売買ができないので注意してください。
そしてなんと!最近のブラマアプデによりブラマからクレジットカードでMATICが買えるようになりました!!!
場所は画面上部メニューにある「Buy MATIC」のボタンから↓
ここを押すとクレカ選択画面がポップアップするので決済すれば簡単にMATICをゲット。レートは見ての通りまあ、そんなにはよくないかな〜って感じ。
これはあれですね、ブラマでも取引しようとした時にガス代不足で買えない時のための緊急チャージ用ですね!なかなか便利。特にイベント中などはブラマも流動性が増えるのでガス代なくてモジモジしてたらアイテムなくなるってこともあるからね〜。いざという時に使えるのは便利!
ブラマの構造と基本用語
ブラマのURLはこちら
https://blackmarket.defydisrupt.io/
詳細な解説に入る前に。ブラマの何が分かりにくいのか?何がユーザーを混乱させてるのか?僕は「中途半端な日本語の表記」
これだと思う。
入札とかオファーとか売り?買い?どちらとも解釈できる表現がベースに使われていたり、入札があるのに落札というワードが出てこない!とか自分がやりたい売買とブラマのUIがごっちゃになってしまいやすいので、まずブラマで使われている用語をきちんと把握しておきましょう。
入札:プレーヤーが希望する価格でNFTを「買う」ためにその価格で売る売り手を待つこと
オファー:プレーヤーが希望する価格でNFTを「売る」その価格で買う買い手を待つこと
買う:ブラマ内で出品されている価格で即時購入すること
販売する(固定価格):ブラマに任意の価格で出品すること
オークション:期間限定でNFTをオークション販売すること(マスク・ドローンのみ)
エディション:NFTの数量。1エディション=1個
リクエスト:入札している買い手が買いたい数量
取引:自分の売買履歴
またブラマの基本構造はこれです↓
この構造も分かりにくさの原因の一つ。自分が売りたい、買いたいどちらの場合でも同じアイテム画面から処理を行うため操作してると今やってることが売りなのか買いなのか頭がバグってきます。w
多くのBCGのマケプレはアイテムが無数に出品されていますが、DEFYブラマはマーケット上は1アイテムごとにページは1つしかなく、そこに売りたいプレーヤーがぶら下がっており、誰から買うかを選んで売買をするようなイメージです。ブラマを使用するうえでの登場人物は以下の通り。
①自分
②他プレーヤー
③運営
これらは全て売り手or買い手となるので、ブラマの構造をもっと噛み砕くと存在するのは「売り手と買い手」のみとなります。基本的にはプレーヤー間の自由な売買取引ができるマーケットですが、一部運営が直売しているものもあります(CHIPsとか)。これに沿ってブラマを見ていきます。
ブラマの基本的な見方
再掲:ブラマ図解マップ。これに沿ってブラマの使い方を見ていきます。
ブラマのTOPページの見方
また、ブラマを使うにはウォレットの接続とサインインの二重ログインが必要です。ウォレットを接続した上でTOPメニューバーにあるサインインをクリックしてログインしましょう。
TOPページでは大体その時やってるイベントのキーアイテムが表示されます。
TOPページ感がないので特段見るべきポイントもないのですが上部のメニューバーからブラマ内の出品アイテムの検索や自分の所有しているアイテムの確認やそこから出品をすることができます。
出品されているアイテム(NFT)の探し方
探し方はそんなに重要でないのと、触ってれば慣れるのでサラッとみて貰えれば大丈夫です。
①検索画面の見方
②検索画面の使い方その1
検索画面の使い方その3
使い方はこの辺を抑えておけばOKです。
ブラマ実践編〜アイテムの買い方〜
ここからが本題!一番重要な買い方と売り方について解説していきます。検索画面からアイテムの各ページにいってみましょう。まずブラマの構造と入札(買う)とオファー(売る)の棲み分けについて図解したので見てください。
要約すると、出品されていない価格で売買する場合は入札かオファーを出すしかないですが、この場合は手数料が取られます。ブラックマーケットの手数料は一律5%です。
実際にアイテムのページまでいくと入札or買うでアイテムを買うことができます。アイテムページの見方は以下の通り。ちなみに◯◯個のうち◯◯個利用可能というのは例えば全ユーザーで合計1000個所有されているうち、100個が売りに出されてるよーという意味です。
買い方その1【入札で買う】
入札はこの価格で買いたい!という希望がある場合に価格を設定してアイテムを買うことです。今回のような期間限定ドロップアイテムがあったりすると活発化します。例えば適正価格が250DEFYのアイテムがあったとして、500DEFY出してても今欲しいんじゃ!という場合は500DEFYで入札をすると、その入札を見てアイテムを持ってるユーザーが「しめしめ、高く売ってやろう」と売りに出してきます。売り手と買い手のマッチング成立です。買い手は基本待ちの状態です。これが入札です。以下入札方法の図解です↓
また入札で買う場合は手数料(30%)がかかりますので、支払い額がその分高くつきます。必ず希望価格で出品されていないかどうか確認してから入札するようにしましょう。普通に手数料分損しますし、ブラマ側でそのようなアラートも出ないので注意が必要です。
買い方その2【固定価格で買う】
一方、固定価格で買う場合は手数料がかからないので基本的には欲しい汎用アイテムはこれで買うようにしましょう。アイテムのページから「買う」をクリックして簡単に購入することができます。安値から出品ユーザーが表示されますが、いわゆる「フロア価格」はこれです!
買うをクリックすると購入画面に進みます。
ブラマ実践編〜アイテムの売り方〜
今度は売り方について。これもまずこの整理図を再掲しておきます。1番下の水色の線図を見ながら読んでいってください。
売り方その1【固定価格(売りたい価格)で売る:オファー】
売り方も手数料がかかる方法とかからない方法の2種類があります。まずは手数料がかかるオファーという希望価格を設定して販売する方法。これが「オファー」になります。詳細な手順は以下の通り。
これがオファーによるアイテムの売却方法です。基本的には手数料がかかるのでおすすめしません。オファーを利用するシーンとしてはどうしてもダブついてて売り捌きたい時や、将来的に値上がりするかも?という目論見や瞬間的な需要があるかも?という場合に仕込み的にオファーを出しておいてその需要にぶつけるといった使い方でしょうか(他にあったら教えてください)。
売り方その2【入札を受け入れる】
こちらは手数料がかからない方法。他のユーザーの入札(買いたい需要)を受け入れることで手数料なしで売却ができます。手数料は入札者が負担してくれます。詳細な手順は以下の通り。なぜか入札受け入れはアイテムページからやる方法とプロフィールページからやる方法の2つがあるので両方図解してます。
こちらはプロフィールページから入札受け入れる手順↓
いかがでしたでしょうか。まあややこしい!ややこしすぎる!!!
でも覚えておくとブロックチェーン触ってる感あるし、マケプレでゴリゴリトランザクションが走る感じは無骨でDEFYらしい感じがして嫌いじゃないけどね。もっと日本語しっかり!って感じはするけどね。ここまで見てまじで頭バグったと思うので、とりあえずみんなが最も気になるお金の部分、手数料について簡単にサマリーします。もうとりあえずこれだけ理解してればいいよ!笑
今回はオークションを省きましたが、まだほとんど使われてないので活性化したら追記します。オークションは機能実装しているものの、運営としてもあまりうまく機能していないという認識のようです。今後の開発に期待!
ブラマを使うメリット
最後に。じゃブラマ使う意味は?
解釈はいくつかあると思いますが、僕はDEFYエコシステムの維持・健全化だと思っています。手数料は高いですが、それを織り込んで価格設定がされているのでユーザーが損しているというのはないです(料率だけ見ると錯覚は多いにするが)。
ブラマを使うとブロックチェーンの理解も深まるので、BCG初心者ほど使って欲しいと思います!
そしてなぜこの入札・オファーというやり方が存在するのか!?
これは僕の個人的な見解ですが、DEFYブラマはフルオンチェーンなので誰がなんのアイテムを欲しがっているのかを入札・オファーによって可視化することができます。
別に細かい売買で稼ぎたくないけど、高値で需要があるなら売りたいかな〜というユーザーに向けた機能がこのシステムだと思っています。入札・オファーは基本的に高値である可能性が高いです。なので稼ぐチャンスでもあります。入札を受け入れる売り手は手数料がかからないので普通に固定価格で出品するよりも高く売れる可能性も高いのです。こうした商人的な稼ぐ機会をチラつかせてブラマ利用を促すためのシステムなのかなーと思います。実際張り付いてると商人ムーブは結構稼げるのか?と思う時もあります。
結論、ブラマを使うメリットはDEFYが盛り上がってユーザーが増えれば稼ぐチャンスが増えることです。なので使い方を覚えておいて損はないです!というわけでDEFYブラックマーケットの解説記事でした!
コメント
コメント一覧 (2件)
DEFY Blackmarketで
execution reverted: ERC20: transfer amount exceeds balance
と出た時は、どういったエラーでしょうか?
コメントありがとうございます。
実際の取引の内容を把握しておりませんのでなんとも言えませんが、エラーの内容を見る限りガス代不足かと思われます。
ブラマのガス代不足は買い手のMATIC残高がない場合の他に売り手のMATIC残高がない場合にも発生します。後者の場合、連絡手段がない限りは相手に知らせる方法がありませんので、待つしかありません。
ご参考になれば幸いです。